のせでん用語集・俗語集 まとめてみました

のせでんコラム


 

 【Nose KNITs 4周年記念企画】 


目次


前置き

ふだん筆者がSNSなどで発信している単語の中には
『これ、鉄道ファンにしか絶対通じひんやん……』
『これ、能勢電鉄沿線の人にしか絶対通じひんやん……』
と思われるものが大量に存在します。

今回はそんな単語や、
それ以外にもSNS上で募集した単語および、
のせでん沿線ではおなじみでもヨソでは「??」と言われそうな単語を集めてみました。

 


記載ルールについて

能勢電鉄でしか使われないワードだけでなく、
能勢電鉄以外でも使われてるけど鉄道ファンにしか通じないものも含めています。

基本的には50音順に並べていますが、
英数字は下段に別枠で記載しています。

また『のせでん●●』という単語については、
数が多すぎるため最初の『のせでん』を除いて50音順に分類しています。
『阪急●●』という単語についても同様です。
(例:のせでんアートライン ⇒ アートライン あ行に掲載)

あまりに古い形式の車両や古い施設などは掲載していないものがあります。
また車両の非公式な愛称など、ファンによる個人差が大きいものについても一部省いています。
本記事の内容は(特に新しいワードを思い出した時に)予告なく追加・変更することがあります。

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あ行

  • 【アステ川西】(あすてかわにし)
    • 川西能勢口駅の南側にある川西市を代表する商業施設の1つ。
    • 川西能勢口周辺の再開発の一環で1989年4月にオープン。
    • 川西能勢口駅からJR川西池田駅へ向かう場合はこの建物内をデッキで通過するのが最短。
    • アステ川西 公式ホームページ
       
  • 【のせでんアートライン】(のせでんあーとらいん)
  • 【アルナ工機】(あるなこうき)
    • 阪急グループが保有(完全子会社)していた鉄道車両メーカーで、ナニワ工機からの社名変更。
    • 能勢電鉄の5100系・6000系・7200系(の種車)はアルナ工機による製造である。
    • バブル崩壊後の2001年に債務超過に陥り、会社再編へ。
      「アルナ車両」へと移行し、路面電車など一部を除く鉄道車両の新規製造を終了した。
    • 関連記事:【コラム】ナニワ工機製の電車は全国にどれぐらい残っているのか?
       
  • 【池田市】(いけだし)
    • 大阪府北部の市。市制施行は1939年4月29日で、大阪府北部では豊中市に次いで歴史がある。
    • 能勢電鉄としては鴬の森~鼓滝間のトンネル開通時(1969年)に、100メートル近くのわずかな区間ではあるが池田市域を通過するようになった。
       
  • 【一の鳥居駅】(いちのとりいえき)
    • 能勢電鉄の鉄道駅で、駅番号はNS08。
      特急日生エクスプレスは通過する。ホーム有効長は6両。
    • 「大阪青山歴史文学博物館前」の副駅名があり、駅前に見えるお城のような建物がそれである。
      (ただしコロナ禍以降はイベント時のみ開館)
    • かつては能勢妙見山に向かう一番目の鳥居が駅付近にあった。(現在は移設)
    • 関連記事:【駅紹介】一の鳥居駅
       
  • 【猪名川町】(いながわちょう)
    • 能勢電鉄が走るまち。日生中央駅が本町に属する。
    • 1955年4月10日に町制施行し、2025年に70周年を迎える。
       
  • 【鴬の森駅】(うぐいすのもりえき)
    • 能勢電鉄の鉄道駅で、駅番号はNS04。
      特急日生エクスプレスは通過する。ホーム有効長は6両。
    • 6月~7月上旬にかけてはホーム南側の紫陽花が見頃を迎える。
    • 関連記事:【駅紹介】鴬の森駅
       
  • 【畦野駅】(うねのえき)
    • 能勢電鉄の鉄道駅で、駅番号はNS09。
      特急日生エクスプレスも停車する、大和団地の玄関口。ホーム有効長は8両。
    • のせでんでも屈指の難読駅名。
    • 関連記事:【駅紹介】畦野駅
       
  • 【沿線情報紙「のせでん」】(えんせんじょうほうし のせでん)
    • 【お客様と『のせでん』をつなぐコミュニケーションペーパー】
      として、2004年12月に創刊。
    • 当初は隔月発行だったが、後に季刊⇒年3回発行となっている。
      2021年からは駅での紙媒体での配布を終了し、ホームページでのみの公開となっている。
    • 公式ページ:情報紙のせでん
    • 関連記事:沿線情報紙「のせでん」Vol.81 2024年夏号が公開
       
  • 【のせでんおかえり横丁】(のせでんおかえりよこちょう)
    • 創立111周年記念日となる2019年5月23日、
      川西能勢口駅の5号線ホームと貸切留置車両を居酒屋にしたイベント。
    • 翌年以降はコロナ禍に入ったため未だ1度しか開催されていない。
      にもかかわらず、多くの利用者の記憶に残った伝説のイベントの1つ。
       
  • 【のせでん おでん電車】(のせでんおでんでんしゃ)
    • のせでんの電車内で日本酒やおでんを頂きながらワイワイ!
      というイベント列車の一種で、ビール電車の冬版として2012年頃に開始。
    • 初期は3100系を充当して車内で発電していたが、
      後の5100系・7200系の一部車両では車内におでん電車用の電源コンセントを装備している。
    • 2021年以降はコロナ禍で休止を余儀なくされているが、今後の再開が待たれる。
       
  • 【オルカン】(おるかん)
    • 投資信託の銘柄の1つ・全世界株式(オールカントリー)の略称……ではない。
    • カン祭りによって、対象路線を走行中の車両すべてに何らかのカン(ヘッドマーク)が付いた状態のこと。能勢電鉄線(川西能勢口~日生中央間)では、車両数の減少によって季節物のカン(初詣・さくら・祇園祭/天神祭・もみじ)が掲出される際に発生しやすくなっている。
    • 阪急線では2023~2024年の「ちいかわ」ヘッドマークによって支線の伊丹線・箕面線・嵐山線がオルカン状態となり、鉄道ファンの賛否を呼んだ。
       
  • 【オールドルーキー】(おーるどるーきー)
    • 映画やドラマのタイトル……ではない。
    • 能勢電鉄5100系がデビューする際につけられた公式の愛称。
      実際に5136F・5138Fは能勢電鉄デビュー時点で車齢41年11ヶ月となっており、他の5100系も鉄道車両としてはかなり高齢での移籍となっている。
    • グッズによっては能勢電鉄デビュー順の番号が付けられていることがある。
      (例:オールドルーキー ファイブ 5108 ミニミニ方向幕) 

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か行

  • 【貸切列車】(かしきりれっしゃ)
    • 能勢電鉄の車両を貸し切って運行させることができるサービス。
    • 派生サービスに鉄道ファン向けの貸切撮影会やイベントでも使える貸切留置車両がある。
    • 車両を指定したい場合は3ヶ月以上前からの予約が推奨。
    • 費用など詳細は公式サイトを参照。
       
  • 【肩車番】(かたしゃばん)
    • 車両の側面の車番について、
      従来の中央下部だけでなく右上(または左上)にステッカーで表示して視認性を高めたものの通称。
    • 元はホームドア対応の一環だが、
      高架橋の下にいても車番を確認できるため鉄道ファンにとっては大変ありがたい存在。
    • かつての3170Fでは先んじて肩車番にあたる位置に車番が設けられていた。
    • 関連記事:【能勢電鉄】車両側面の「肩車番」率が100%に
       
  • 【カフェ・ドンパン】(かふぇどんぱん)
    • かつて能勢電鉄が運営していた喫茶店で、
      ベーカリードンパンとして平野駅・畦野駅・山下駅で営業していた。
    • その後、平野店はイートインコンビニ・リズミン⇒ヒラノエキナカへ、
      山下店は賃貸のベッカライ・テーオへと変遷している。
    • 畦野店は2021年3月に旬菜マルクトとともに閉店。
      その後、同年5月に別の経営者に事業譲渡されて再開業。
    • 『ドンパン』の名前は能勢電鉄の直営時代から引き継いでいるが、変遷が激しく、その由来は今となっては誰にもわからないらしい。
    • 関連記事:カフェ ドンパン【のせでん沿線のお店紹介:畦野】
       
  • 【川西池田駅】(かわにしいけだえき)
  • 【川西国鉄前駅】(かわにしこくてつまええき)
  • 【川西市】(かわにしし)
  • 【川西能勢口駅】(かわにしのせぐちえき)
  • 【カン】(かん)
    • ヘッドマークのこと。
    • 電車などの正面についた運行標識看板やヘッドマークの「看板」がいつの間にか略されて「カン」または「缶」と呼ばれるようになったとされている。
       
  • 【神原専門役】(かんばらせんもんやく)
    • 能勢電鉄公式YouTube「のせでんチャンネル」司会のひとり。
      車両や機械のことなら神原専門役におまかせ!
       
  • 【カン祭り】(かんまつり)
    • カン(ヘッドマーク)が同じ路線に大量に掲出されている状態を、山崎製パンが1981年より開催しているキャンペーン「ヤマザキ春のパンまつり」と掛けてこう呼ばれる。
    • 阪急で季節物のカン(初詣・さくら・祇園祭/天神祭・もみじ)が掲出される際に、能勢電鉄では編成数が阪急よりも大幅に少ないにもかかわらず阪急宝塚線と同数のカンが掲出されるため、編成数に占めるカン掲出率が爆上がりしてこの状況が発生しやすくなっている。
    • 関連記事:当サイト内のタグ『カン祭り』の記事一覧
       
  • 【貴族探偵】(きぞくたんてい)
  • 【絹延橋駅】(きぬのべばしえき)
    • 能勢電鉄の鉄道駅で、駅番号はNS02。
      特急日生エクスプレスは通過する。バリアフリー工事後、ホーム有効長は約5両。
    • 駅の東側に架かる「絹延橋」を渡る少し手前から大阪府池田市域となる。
      • そのため、徒歩アクセスの場合は阪急池田駅よりも五月山動物園に近い。
    • 駅周辺にキセラ川西がオープンし、他の駅が減少の一途をたどるなか当駅は乗降客が微増している。
    • 関連記事:【駅紹介】絹延橋駅
       
  • 【絹延橋駅ファーム】(きぬのべばしえきふぁーむ)
    • 絹延橋駅の上りホームにある花壇のスペース(遊休地)を活用して2022年秋に設けられた菜園。
    • 地球Labo、エイチ・ツー・オー・リテイリング、ここにあるの各社により、
      コンポストバッグを使ったフードロス削減の活動が行われている。
      能勢電鉄は「地主」としての協力。
    • 関連記事:【絹延橋駅・キセラ川西】フードロスゼロへの取り組みレポート
       
  • 【金帯】(きんおび)
    • 7200系の上部、マルーン色とアイボリー色の境界部分に巻かれた金のライン。
      金縁と呼ばれることも。
    • 新車導入時や検査直後には無いが、運用復帰までの間に平野車庫でラッピングとして施工される。
      親会社の阪急と差別化や近代化を図る目的もあるとかないとか。
       
  • 【きんたくん】(きんたくん)
    • 川西市の元気いっぱいキャラクター。2008年に制定。
    • 「きんたくん体操」の歌が、2010年から2024年にかけて川西能勢口駅の発車メロディになっていた。
      2015年からは川西市内のゴミ収集車のメロディにもなっている。
    • 全国の自治体のキャラを応募しまくっていた一族によるデザインであるため、他の自治体にも顔が酷似しているキャラクターが点在する。
    • 関連記事:【コラム】川西能勢口駅の発車メロディってなんの曲?(2010~2024)
       
  • 【黒川駅】(くろかわえき)
  • 【ケーブル山上駅】(けーぶるさんじょうえき)
    • 妙見の森ケーブルの山上側の駅。
    • 2023年12月にケーブルが惜しまれつつも廃線となり、
      周辺一帯が立ち入り禁止になっているため近付くことはできない。
    • 妙見の森への観光客誘致の一環で始まったリアル謎解きゲームのスタート・ゴールになっていた他、晩年は「山上の足湯」も営業していた。
       
  • 【検査】(けんさ)
    • 阪急・能勢電鉄においては、
      単に「検査」というと4年に一度の全般重要部検査を指すことが多い。
    • 2003年夏以降は、能勢電鉄の所属車両も
      古巣である阪急の正雀工場で全般重要部検査および再塗装を受けることになっている。
    • この4年の期限が切れることは俗に「検査切れ」または「検切れ」と呼ばれるが、休車をかけることで期限は延長可能な模様。
       
  • 【のせでん恋日記】(のせでんこいにっき)
    • 能勢電鉄が主催していた婚活・恋活イベント。
    • のせでんに乗って地域の施設(猪名川町や豊能町、妙見の森など)を訪れて参加者の親睦を深めるというもので、比較的高いカップル成立率を誇っていた。
      • その後ご結婚・ご出産されたカップルも複数組おられ、妙見の森には結婚記念植樹も残っている。
    • コロナ禍で自然消滅してしまったが、今後の再開が待たれる。
       
  • 【光風台駅】(こうふうだいえき)
    • 能勢電鉄の鉄道駅で、駅番号はNS12。
      山下~妙見口の間で唯一の列車の行き違い設備を有する。ホーム有効長は4両。
    • 駅ホームが谷底に位置しており、駅前のメイン道路との標高差は数十メートルにも及ぶ。
      そのため歩行者向けに2つの上りエスカレーターが整備されている。
      (駅前のレックスマンションには住民向けの斜行エレベーターもある。)
    • 光風台・新光風台住宅地への玄関口。
      ほかに東ときわ台・箕面森町・箕面萱野駅方面へのバスも発着する。
    • 関連記事:【駅紹介】光風台駅
       

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さ行

  • 【笹部駅】(ささべえき)
    • 能勢電鉄の鉄道駅で、駅番号はNS11。
      単線で乗降客が最も少ない。ホーム有効長は4両。開業時の面影を今でも残す数少ない駅。
      関連記事:【駅紹介】笹部駅
       
  • 【里帰り】(さとがえり)
    • 能勢電鉄における「里帰り」は、能勢電鉄の車両が阪急線を通って川西能勢口駅~雲雀丘花屋敷駅~平井車庫へと回送されることを指す。
      これは能勢電鉄の車両が全て元阪急の中古車であることから。
    • 全般重要部検査のための正雀入出場についても該当する。
       
  • 【里山便】(さとやまびん)
    • 能勢電鉄初の大規模ラッピング車両。
    • 2014年4月、能勢電鉄の開業101周年にあわせて沿線、とりわけ日本一の里山と名高い黒川地区のPRのために1700系1758Fに施工された。
    • 同編成は2017年3月のダイヤ改正で余剰となりラッピングをまとったまま廃車。
      しかし沿線のファンの記憶には残り続けている。
    • 関連記事:【車両紹介】1700系 1758F(1758編成車・里山便)
       
  • 【ジェットカー】(じぇっとかー)
    • 全国トップクラスの加速力を誇る阪神電車の各駅停車専用形式……ではない。
    • 1953年~1981年にかけて活躍した50形・60形が青と白のツートンカラーで、先述の阪神電車と色合いが似ていることから、2013年~2023年に復刻塗装(1560F・5124F)が実施された際に非公式ながらこう呼ばれるようになった。
       
  • 【シグナス森林鉄道】(しぐなすしんりんてつどう)
    • 妙見の森で2001年から稼働していたミニ鉄道。
      法律上の正式な鉄軌道ではなく遊具のような扱いで、ベガ駅とアルタイル駅を結んでいた。
    • 車両や線路は能勢電鉄の社員手作り。
    • 老朽化で故障が頻発するようになり、2021年の営業を最後に廃止された。
    • 廃止後は車両と一部の線路が豊能町内に保管されていたが2023年に移動され、現在の状況は不明。
       
  • 【試験塗装】(しけんとそう)
    • 1994年頃に能勢電鉄の車体カラーリングを当時のポンジュース色から別の新しい色に更新するにあたり、数編成に色々なバリエーションの塗色が試験的に施工された。これらの総称を試験塗装という。
    • 基本はいずれも薄い黄色をベースに赤や青のラインが入ったものだったが、これらのラインを無くして扉回りをオレンジにした塗色が最終的に採用され、後に続くフルーツ牛乳色の原型となった。
       
  • 【車輪のモニュメント】(しゃりんのもにゅめんと)
  • 【集影レンズ】(しゅうえいれんず)
    • 妙見口駅の2号線ホーム奥に2019年3月に設置されたアート作品。
    • 美術家の友井隆之氏によるアート作品で、
      氏は「のせでんアートライン」2013、2015、2017の開催で尽力されていた。
       
  • 【祝電】(しゅくでん)
  • 【十国峠パノラマケーブルカー】(じゅっこくとうげぱのらまけーぶるかー)
    • 静岡県函南町の十国峠で運行されているケーブルカー。
    • 戦時中に不要不急路線として廃止された妙見鋼索鉄道(上部線)の設備を転用して1956年に開業しており、主要機材には1925年製造の妙見鋼索鉄道のものが残っている。
    • その経緯より妙見の森ケーブルと同じ標準軌のケーブルカーとなっており、妙見の森ケーブル廃止後はここが全国唯一となった。
    • 車両は1956年の開業当時からの古いものだが、2023年2月に車内外のデザインが一新されている。
    • 関連記事:【戦前の妙見鋼索鉄道】十国峠ケーブルカーに乗ってきました
       
  • 【旬菜マルクト】(しゅんさいまるくと)
    • 2010年に開店した能勢電鉄直営の「駅の八百屋さん」。
    • 曜日ごとに川西能勢口駅・平野駅・畦野駅・山下駅・光風台駅で営業していたが徐々に規模が縮小され、コロナ禍がトドメとなり2021年3月閉店。
      晩年は川西能勢口駅・畦野駅でのみの営業となっていた。
    • 畦野店の跡地は2024年8月に雑貨屋「ウネノエキナカ Megree」が入居したが、1ヶ月ほどで長期休業中。営業再開までの間はMegree運営会社の倉庫として使用予定とのこと。
    • 関連記事:【能勢電鉄】のせでん直営 駅の直売所『旬菜マルクト』が閉店へ
       
  • 【正雀工場】(しょうじゃくこうじょう)
    • 大阪府摂津市阪急正雀にある阪急の車両工場で、阪急電車の全般重要部検査をここで行っている。
    • 最寄りは阪急京都線の正雀駅。
    • 2003年夏以降は能勢電鉄の所属車両も、
      古巣である阪急の正雀工場で全般重要部検査および再塗装を受けることになっている。
       
  • 【のせでんショップ】(のせでんしょっぷ)
  • 【のせでんスイーツ電車】(のせでんすいーつでんしゃ)
    • のせでんの電車内でスイーツを頂きながらワイワイ!
      というイベント列車の一種。
      アルコールが出るビール電車やおでん電車と比べて子供向けとなっている。
    • 5100系や7200系車両のLED行先表示にも設定はあるものの、数回の開催にとどまっている。
       
  • 【スカート】(すかーと)
    • 主に女性の洋装で、腰から下の部分に着ける筒状の衣服……ではない。
    • 鉄道車両におけるスカートとは、車両の先頭に装備される排障装置で、線路上の障害物(人や車など)をはね避け、車体下に巻き込んで運転や床下機器に支障をきたすことの無い様にするための設備である。
    • 能勢電鉄においては野生動物との接触事故が多いことから、2018年までに全編成の先頭に装備された。
       
  • 【スタフ】(すたふ)
    • 乗務員が運転室内で使用する運行票のことで、簡単に言えば運転士用の時刻表。スターフとも。
    • 列車番号、秒単位の駅到着~発車時刻、駅の停車ホーム、停車時間、各駅間で出してよい最高速度など、乗客が駅で目にする時刻表よりはるかに多い情報が記載されている。
    • 能勢電鉄では特急日生エクスプレスの車掌用スタフも存在する。
       
  • 【すっぴん】
  • 【西武鉄道】(せいぶてつどう)
    • 東京都と埼玉県を走る大手私鉄……だが、1960年代には西武グループが平野駅周辺の不動産を取得して多田グリーンハイツを造成。その勢いで能勢電鉄を買収しようとしていた計画があった。
    • この買収計画は阪急電鉄の救済によって阻止されたが、その名残として兵庫県内のスーパーマーケット「西友」3店舗中2店舗が川西市に所在する。
       
  • 【清和源氏まつり】(せいわげんじまつり)
    • 川西市が全国に誇る祭典の1つ。
    • 昭和28年に清和源氏発祥の地「多田神社」のまつりとして行われたのが始まり。
      多田地区において絢爛豪華な時代絵巻を繰り広げる懐古行列を盛大に行っていた。
    • 2022年度からは広く市内外に発信するため、
      懐古行列などの会場を市の中心部へ移すとともに、名称を「清和源氏まつり」に変更。
    • 公式ページ:https://seiwagenjimatsuri.com/

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た行

  • 【大和団地】(だいわだんち)
    • 昭和40年代に大和団地株式会社と大和ハウス工業によって川西市北部に造成された住宅地。
      最寄り駅は畦野(一部は山下・笹部)。
    • 正式名称は「阪急北ネオポリス」だが、全国のネオポリスと称される大規模団地の中では最大級の規模を誇り、住所も「大和東」「大和西」となっている。
      「大和」の名称は地域住民にも愛されており、「大和夢ナリエ」「大和~ルドマルシェ」など「大和」を冠するイベントが地域で度々開催されている。
    • 関連記事:【川西市】第21回 大和夢ナリエに行ってきました
       
  • 【滝山駅】(たきやまえき)
    • 能勢電鉄の鉄道駅で、駅番号はNS03。
      特急日生エクスプレスは通過する。ホーム有効長は6両。
    • 急カーブ上にホームが存在し、能勢電鉄の駅では唯一、降車時に転落防止アナウンスが流れる。
    • 2010年代後半より、駅前の一部エリアが「えんとつ町のプペル」の世界観の様相を呈している。
    • 関連記事:【駅紹介】滝山駅
       
  • 【多田駅】(ただえき)
    • 能勢電鉄の鉄道駅で、駅番号はNS06。
      特急日生エクスプレスは通過するが、実は隣の平野駅より乗降客数が多い。
      バリアフリー工事後、ホーム有効長は約5両。
    • 多田神社の最寄り駅で、源氏まつりが多田で開催されていた頃は「川西能勢口駅発・多田ゆき」の貸切列車が運行されていた。
    • 関連記事:【駅紹介】多田駅
       
  • 【ダブル車番】(だぶるしゃばん)
    • 能勢電鉄の5100系や7200系の先頭部は
      「①前面貫通扉に刻印された車番」と
      「②『ワンマン』のプレートを裏返して表示できる車番」の
      2つの車番(車両番号)を装備しているが、その両方が表示されている状態のこと。
    • ヘッドマーク掲出時に①が隠れる予備として②が存在しており、ダブル車番の状態は全般重要部検査の出場時や、ヘッドマークを取り外した直後にだけ見ることができる。
      (ヘッドマーク撤去後、運転士などがダブル車番になっているのに気付くと、②を裏返して『ワンマン』に戻され、ダブル車番の状態ではなくなる)
    • 逆にヘッドマークを取り付けられた直後は、
      ①も②も見えていない、ノー車番の状態になっていることがある。
       
  • 【のせでんチャンネル】(のせでんちゃんねる)
    • 能勢電鉄が運営する公式YouTubeチャンネル
    • 『企画・撮影・編集 すべて社員が手掛ける!鉄分たっぷりのチャンネルです。「おもしろい!」と思ったらぜひ、乗りにきてください!』
      という触れ込みで、2024年9月現在約16,000人のチャンネル登録者と累計230万回再生を数える。
    • メイン担当はパーソナリティの広岡専門役・神原専門役と、ナレーションや動画編集を手掛ける元運転士の田中さん。時々ゲストが出演する。
    • YouTubeの動画に設定されているスーパーチャットやスーパーサンクスの機能を使えば、原価を伴わずに純粋に能勢電鉄株式会社に寄付をすることが可能。
      (ただし寄付者の名前が掲載されると共に、Googleに一部手数料を吸われる)
       
  • 【鼓滝駅】(つづみがたきえき)
    • 能勢電鉄の鉄道駅で、駅番号はNS05。
      特急日生エクスプレスは通過する。バリアフリー工事後、ホーム有効長は約5両。
    • 鼓滝という名前の滝は現存しないが、古典落語・西行鼓ヶ滝のゆかりの地である。
    • 関連記事:【駅紹介】鼓滝駅
       
  • 【デコるヘッドマーク】(でこるへっどまーく)
    • 元々は「のせでんアートライン」の一環で行われたイベントで、イベント内のワークショップで作成されたイラストでヘッドマークをデコレーションして電車に掲出するというもの。
    • 2013年・2015年のアートラインで作成されたものは、安全のためにしっかり補強を行ったうえで実際に複数編成の電車に掲出して運行されていた。
    • 近年のリバイバルではイベント内での電車への掲出および記念撮影にとどまる。
       
  • 【ティラミス】(てぃらみす)
    • 北イタリア生まれのデザート……ではない。
    • 能勢電鉄1500系および1000系が登場した際のカラーリングで、マルーンと窓周りをベージュ色としたツートンカラー。1983年~1992年まで使用されていたが、1990年の1700系登場以降、検査時に順次ポンジュース色に塗色変更されていった。
    • 2008年~2010年(1550F)・2016年~2023年(5142F)には復刻塗装も実施。
    • 現役時代は洋菓子の方の「ティラミス」は日本に広まっておらず、一部のファンがカステラとかプリンとか呼んでいる程度で愛称は特に存在しなかった。
      ネット上や公式にて『ティラミス』と呼称されるようになったのは実は最近で、5100系による復刻塗装が始まる2016年のことである。
      (公式の2008年資料PDFでも「マルーンとベージュの2色のカラー」表記)
    • 関連記事:【コラム】能勢電鉄のティラミス色はいつ頃からティラミスと呼ばれていたのか?
       
  • 【転削】(てんさく)
    • いわゆる車輪削正のことで、能勢電鉄の車両は阪急の平井車庫で約1年おきに3~4日かけて実施する。
    • 長期間転削が行われていないと電車の乗り心地や安全性が低下する。
       
  • 【ときわ台駅】(ときわだいえき)
    • 能勢電鉄の鉄道駅で、駅番号はNS13。
      単線で両方の行先の電車が同じホームに発着する。ホーム有効長は4両。
    • ときわ台・東ときわ台住宅地への玄関口となっているほか、最近は箕面森町からバイクや自転車で当駅に向かう利用者も増えている。
    • 関連記事:【駅紹介】ときわ台駅
       
  • 【特急日生エクスプレス】(とっきゅうにっせいえくすぷれす)
    • 1997年11月に運行開始した、日生中央駅~阪急大阪梅田駅を結ぶ直通特急。
    • 能勢電鉄では唯一の「特急」にして、2017年改正以降は唯一の優等列車種別。
      停車駅は日生中央・山下・畦野・平野・川西能勢口・池田・石橋阪大前・十三・大阪梅田。
      (運行開始当初は池田は通過していた)
    • 平日朝夕ラッシュの通勤輸送の要になっているほか、過去には行楽期の休日ダイヤに臨時運行されたこともあった。
       
  • 【豊能町】(とよのちょう)
    • 能勢電鉄が走るまち。光風台駅・ときわ台駅・妙見口駅が本町に属する。
    • 1977年4月1日に町制施行し、2027年に50周年を迎える。
    • 15年ほど前から、大阪府内の市町村で唯一「ガソリンスタンド」が無い。
       

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な行

  • 【ナニワ工機】(なにわこうき)
  • 【日生急行】(にっせいきゅうこう)
    • 1981年から2017年3月ダイヤ改正まで運行されていた能勢電鉄の列車種別。
    • 停車駅は日生中央・山下・畦野・川西能勢口だったが、
      1997年に特急日生エクスプレスが運行開始した際に平野が追加された。
    • 能勢電鉄車両の4両編成での運行だが、過去に6両編成での運行があった際は6両の列車も存在した。
    • 英語で「Nissei Express」と表記した場合、特急日生エクスプレスではなくこちらを指す。
    • 2017年3月ダイヤ改正で廃止。
      しかし廃止後も、ダイヤ乱れで平日夕方の特急日生エクスプレスが直通不能になった際に、阪急側では大阪梅田発川西能勢口どまりの「特急」が、能勢側では特急の代走として臨時の「日生急行」が運行されることがある。
    • 関連記事:令和の能勢電を駆ける日生急行
       
  • 【日生中央駅】(にっせいちゅうおうえき)
    • 能勢電鉄の鉄道駅で、駅番号はNS21。
      特急日生エクスプレスの始発/終着駅で、猪名川町では唯一の鉄道駅。ホーム有効長は8両。
    • 猪名川町の玄関口となっており、町内各地へ向かうバス路線と接続する。
    • ホームのさらに奥に留置線(引上線)がある。
    • 関連記事:【駅紹介】日生中央駅
       
  • 【能勢町】(のせちょう)
    • 能勢電鉄が走るまち……と思われがちだが、能勢電鉄は乗り入れていない。
      (能勢電鉄の能勢は能勢妙見山から)
    • 公共交通機関を利用の場合、能勢町の西部へは山下駅から阪急バスでアクセスできる。
    • 大阪府最北端の町で気温も低く、休日はアウトドアやレジャーに多くの人が訪れる。
       
  • 【能勢電鉄】(のせでんてつ)
    • 川西市・猪名川町・豊能町を主に沿線とする鉄道路線を運営する企業。
    • 1908年創立、1913年開業とその歴史は古い。
       
  • 【能勢妙見山】(のせみょうけんざん)
    • 北極星信仰の世界的聖地である日蓮宗霊場をもつ山。
      天平勝宝年中(750年頃)に行基菩薩の開闢をもってその始まりと伝えられる。
       

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は行

  • 【パストラルカード】(ぱすとらるかーど)
    • 関西一円の私鉄やバスで利用可能だった、
      ストアードフェアシステム『スルッとKANSAI』の能勢電鉄版カードの名称。
      パストラルは田園を意味していた。
    • 1990年4月に発売、1994年4月には「パストラルスルー」として阪急の「ラガールスルー」と共通運用になり、後のスルッとKANSAIの原型となった。
    • ICカードが広まったことで2017年3月をもって販売終了。
      後継として発売された「阪急 阪神 能勢 北急レールウェイカード」も2019年2月に販売終了し、同年9月に改札機での利用を終了した。
    • その後、阪神・北急・阪急と相次いで券売機や精算機での利用を停止し、2023年9月末をもって完全にサービス終了(2033年9月末まで発行会社にて払い戻し対応)となった……が、能勢電鉄の乗り越し精算機においては2024年10月現在も不足額の支払いのために利用することが実は可能である。
       
  • 【パタパタ】(ぱたぱた)
  • 【のせでんハロウィントレイン】(のせでんはろうぃんとれいん)
    • 仮装した能勢電鉄の社員さんや子供達が、のせでんで移動しながら近隣の提携店舗にお菓子をもらいに行くイベント列車の一種。ビール電車などお酒が出るイベントばかりだったので子供達を楽しませる企画として始まり評判も良かったが、コストはすごかったとのこと。
    • こちらはコロナ禍で休止の後、再開の見通しが立っていない。
       
  • 【阪急電鉄】(はんきゅうでんてつ)
    • 阪急阪神東宝グループのトップに君臨する大手私鉄。
    • 能勢電鉄の現役車両は全て阪急電鉄の中古車両となっている。
      能勢電鉄の株式の98.5%を保有している親会社(筆頭株主)でもあり、能勢電鉄は阪急側の意思決定には基本的に逆らえない。能勢電鉄の役員も大半は阪急電鉄からの出向で構成されている。
       
  • 【阪急バス】(はんきゅうばす)
    • 阪急阪神東宝グループのバス会社。
    • 能勢電鉄沿線にも多く路線を展開しているが、近年は路線縮小や運賃改定が多くなっている。
       
  • 【阪神車両メンテナンス】(はんしんしゃりょうめんてなんす)
  • 【引上線】(ひきあげせん)
    • 列車の入換または方向転換などを行うため、本線から一時的に車両を引上げるための線路……だが、能勢電鉄においては主に日生中央駅のホームより先にある留置線をさす。
    • 1号線の奥にあるのが「3号線」、2号線の奥にあるのが「4号線」。
    • 3号線は平日の特急日生エクスプレスの夜間停泊に、
      4号線は2022年末のダイヤ改正後は主に余剰車の一時疎開場所として使われている。
       
  • 【ぴょんちゃん&のんちゃん】(ぴょんちゃん&のんちゃん)
    • うさぎのぴょんちゃんと、かめののんちゃん。
    • 阪急ハイキングのキャラクターとして登場した、ハイキングが大好きな仲良し2人組。
      彦根市の「ひこにゃん」で有名なもへろん氏のデザインで、登場時期はひこにゃんより1年先輩。
    • その後、いつの間にか能勢電鉄のオフィシャルキャラクターとなっていたが、2022年2月頃をもって大人の事情により各所から姿を消す。
      2024年には阪急ハイキングのHPからも姿を消し、その行方と今後が心配されている。
    • 関連記事:【能勢電鉄】ありがとう、ぴょんちゃん&のんちゃん
       
  • 【平井回送】(ひらいかいそう)
    • 能勢電鉄の車両が阪急宝塚線の平井車庫へ回送されること。
      野と井を往復するため「ひらひら回送」とも呼ばれる。
      平井車庫から能勢電鉄の平野車庫などへの返却回送は「平井返却」と呼ばれることが多い。
    • 鉄道車両は10日以内に1度列車検査を行う必要があるが、能勢電鉄の車両はこの列車検査を平井車庫に委託しているため1日2往復(2編成分)の定期回送ダイヤが設定されている。
    • この他にも車輪の転削や全般・重要部検査の前入りなどで平井回送することもある。
    • 能勢電鉄の車両は全て元阪急の中古車であることから、束の間の「里帰り」としてファンからの人気は高い。
       
  • 【平井車庫】(ひらいしゃこ)
    • 阪急電鉄の車庫で、宝塚線・箕面線の全車両および能勢電鉄6002Fが所属している。
      雲雀丘花屋敷駅が最寄り駅。
      阪急宝塚線に雲雀丘花屋敷始発や雲雀丘花屋敷ゆきの列車が多いのは平井車庫への入出庫のため。
    • 能勢電鉄の車両の列車検査や転削も請け負っているほか、
      能勢電鉄の余剰車(廃車直前の車両など)が疎開留置されることもある。
       
  • 【平野駅】(ひらのえき)
    • 能勢電鉄の鉄道駅で、駅番号はNS07。
      特急日生エクスプレスも停車する、多田グリーンハイツの玄関口。
    • ホーム有効長は8両で。能勢電鉄本社や平野車庫の最寄り駅。点検のための車両取替も当駅で行われる。
    • かつては特急や日生急行と各駅停車の緩急接続も行われていた。
    • 2022年末のダイヤ改正で深夜の「平野ゆき」が廃止されて全て回送に変わり、寝過ごし客が平野までは戻れる救いの手が失われた。
    • 関連記事:【駅紹介】平野駅
       
  • 【ヒラノエキナカ】(ひらのえきなか)
  • 【平野工場】(ひらのこうじょう)
    • 平野駅に隣接する能勢電鉄の車両工場。
      2003年2月まではここで全般重要部検査や塗装を行っていた。
    • その後の全車フルマルーン塗装化を行った後は検査が正雀工場に移り、使用機会が激減。
      現在はイベントでの公開のほか、防災訓練の実施、冷房などの小規模工事での使用が中心。
    • 新車の搬入(3100系まで)や、廃車の搬出に向けた部品取りもここで行われる。
       
  • 【平野車庫】(ひらのしゃこ)
    • 平野駅に隣接する能勢電鉄の車庫。
    • 構造上は4連3本と6連5本が収容可能で、一部の線は2編成を縦列留置できる。
      過去には6連も平野車庫から入出庫していた。
       
  • 【のせでんビール電車】(のせでんびーるでんしゃ)
    • のせでんの電車内でビールやおつまみを頂きながらワイワイ!
      というイベント列車の一種で、2011年頃に開始。
    • 2020~2023年はコロナ禍で休止していたが、2024年より夏の風物詩として再開。
      過去には季節ごとに派生シリーズとして「おでん電車」「ワイン電車」「スイーツ電車」「ハイボール電車」なども運行されていた。ビール電車を2回運行した年もある。
    • 2024年はコースが変更され、
      山下駅で沿線にゆかりのあるアーティストによるミニライブが開催されるようになった。
       
  • 【広岡専門役】(ひろおかせんもんやく)
    • 能勢電鉄公式YouTube「のせでんチャンネル」司会のひとり。
      車両や運転のことなら広岡専門役におまかせ!
    • のせでん勤続40年以上の大ベテランで、1700系車両と同い年。
      一部の社員さんや鉄道ファンからは畏敬の念をこめて「広岡師匠」と呼ばれる。
    • 2024年4月から運転課と兼務されており、
      運が良ければ特急日生エクスプレスの車掌として乗務されている姿を見られるかもしれない。
       
  • 【のせでん風鈴電車】(のせでんふうりんでんしゃ)
  • 【のせでんブックマーク】(のせでんぶっくまーく)
    • のせでん沿線の魅力発見!を目的に実施されたInstagramプロジェクト。
    • 「意外と知られていないのせでん沿線のスポットや景色。みんなに伝えたいグルメや自然・・・」
      を広めるべく、能勢電鉄の公式Instagramと連動したキャンペーンが2021年から開催されていた。
    • 5142Fを「のせでんブックマークトレイン」として、
      投稿された写真が車内に展示されたほか、グッズや車庫見学の権利が当たる特典もあった。
    • 2023年夏に5142Fがマルーン1色になっても写真展示は継続していたが、
      2023年秋~冬の妙見の森終了に伴って本キャンペーンも終了。そのまま自然消滅となり公式HP内の特設ページも閉鎖されてしまったが、沿線活性化のためには復活が待たれる。
    • 関連記事:【Instagram】『のせでんブックマークトレイン』第1弾が運行開始
       
  • 【ブナちゃん】(ぶなちゃん)
    • 妙見の森のブナの木の妖精。
    • 「元気いっぱい だけど あわてんぼうで かなりのおっちょこちょい。森の動物や虫たちと仲良し。」
      というプロフィールを持つ、能勢電鉄が主催するリアル謎解きゲームのキャラクター。
      表記はひらがなで「ぶなちゃん」の場合もある。
    • 2016年の初登場時には名前がわからず、自分の名前を思い出すという謎解きテーマだった。
    • 2019年からは街にも出るようになり、以降は鉄道線のリアル謎解きゲームでも主人公を務める。
      その功績からか、妙見の森が営業終了してもリストラを免れて謎解きの表舞台に立ち続ける。
    • 名前の由来となった能勢妙見山のブナ林(通称:北極星の森)は、一万年前から人の手が入っていないとされ、大阪府の天然記念物に指定されている。
    • 関連記事:【妙見の森×ケンミン焼きビーフン】リアル謎解きゲームを遊んできました!
       
  • 【フルーツ牛乳】(ふるーつぎゅうにゅう)
    • スーパーや銭湯でよく見かけるフルーツ入り乳飲料……ではない。
    • 1994年以降に何種類かの試験塗装を経て誕生した、能勢電鉄最後のオリジナル車体カラーリング。
      基本をクリーム色、扉周りをオレンジ色としたことからこう呼ばれるようになった。
    • 世紀を越えて長く親しまれてきたが、2003年から経営合理化で全般・重要部検査(および再塗装)を阪急の正雀工場で行うことになり、それに伴って2003年の春~夏にかけて全車が一斉に阪急と同じマルーン1色に変更されていった。
    • 2008年~2010年には復刻塗装が実施(1560F)された。
       
  • 【フルマルーン】(ふるまるーん)
    • 阪急電車の車体のカラーリング『マルーン』1色のみで塗装された車両のこと。
    • 親会社の阪急では車両の老朽化によって数を減らしているが、能勢電鉄の鉄道線においては2003年夏以降、復刻塗装車両や最新の7200系、阪急線を走る6002F以外は全車がフルマルーンである。
       
  • 【ふれあい広場】(ふれあいひろば)
    • 妙見の森のメインストリートだった公園。
    • 妙見の水の汲み上げ施設やシグナス森林鉄道、森のカフェあじさいがあったほか、妙見の森バーベキューテラスへの連絡通路も存在していた(旧名は妙見の水広場)。
    • 2023年12月に妙見の森事業が惜しまれつつも廃止となり、周辺一帯が立ち入り禁止になっているため近付くことはできない。
    • 「ふれあい広場」という名称自体は全国にありふれたもので、豊能町東ときわ台やキセラ川西プラザにも同名の広場があったりする。
       
  • 【ふれあい広場駅】(ふれあいひろばえき)
    • 妙見の森リフトの山麓側の駅。(旧名は妙見の水広場前など)
    • 2023年12月にリフトが惜しまれつつも廃線となり、
      周辺一帯が立ち入り禁止になっているため近付くことはできない。
       
  • 【ヘッドマーク】(へっどまーく)
    • 列車の先頭部に掲げられる飾り看板。看板なので「カン」とも呼ばれる。
    • 広告ヘッドマークを掲出した場合、鉄道ファンへの訴求効果は絶大。
      逆に鉄道に興味のない人が目にする機会はほとんどない。
    • 近隣では水間鉄道の広告ヘッドマークサービスが特に有名だが、能勢電鉄でも広告ヘッドマークを掲出する有料サービスがあるのはまだ鉄道ファン以外にはあまり知られていない。
       
  • 【編成車】(へんせいしゃ)
    • 鉄道ファンは私鉄の各編成を「●●F」と呼びがちだが、能勢電鉄においては内部の正式名称は「●●編成車」であるとのこと。
    • ●●部分には大阪梅田(日生中央・妙見口)側の先頭車の車番が入る。
      (例:7202編成車)
       
  • 【星特】(ほしとく)
    • 特急日生エクスプレスのこと。
      「日生」の文字を組み合わせると「星」になることから。
    • 初期は「日特」「直特」「日エク」などファンがそれぞれの呼び方をしていたが、SNSが発達したことでほぼ『星特』で統一された。
    • なお運転士が使うスタフには「日生特急」と書かれている。
       
  • 【ポンジュース】(ぽんじゅーす)
    • 株式会社えひめ飲料が製造するみかんジュース……ではない。
    • 1700系のデビューにあたって制定されたカラーリング。
      オレンジ色と緑色のパッケージの「ポンジュース」と色が似ていることからこう呼ばれていたほか、鉄道ファンからは当時の近鉄特急と色合いが似ていたことから「ビスタカー」とか、国鉄では有名な「湘南色」とはオレンジと緑が逆パターンだったことから「逆湘南」とも呼ばれていたらしい。
      マルーン1色やティラミス色とはまた一線を画したデザインであった。
    • 現在でもオレンジと「緑」と呼ばれがちだが、実際には緑ではなく縹(はなだ)色である。
    • この塗色は人気が長続きせず、
      1994年頃から各種試験塗装を経てフルーツ牛乳色へと変化していった。
       

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ま行

  • 【妙見口駅】(みょうけんぐちえき)
    • 能勢電鉄の鉄道駅で、駅番号はNS14。
      妙見線の終着駅にして、大阪府最北端の駅。ホーム有効長は4両。
    • 関連記事:【駅紹介】妙見口駅
       
  • 【妙見山駅】(みょうけんさんえき)
  • 【妙見の水】(みょうけんのみず)
    • 地下171mより湧き出した自然の恵みいっぱいのナチュラルミネラルウォーター。
      お茶やコーヒー、水割りにしてもおいしいと評判だった。
    • 2023年12月3日に妙見の森一帯と共に営業を終了。
    • 当初の触れ込みは『平成5年1月、掘り進むこと地下171メートル、ついにこのすばらしい名水にめぐりあうことができました。清浄なうえに、まことに美味しいナチュラルミネラルウォーターです。妙見山の自然の恵みに感謝の気持ちをこめて「妙見の水」と名付けました。』であった。
       
  • 【妙見の森】(みょうけんのもり)
    • 能勢電鉄(のせでん)が妙見山で運営してきた、
      ケーブルカー、リフト、バーベキューテラス、足湯、黒川駐車場などの各施設の総称。
    • 2023年12月3日をもって惜しまれつつも営業を終了。
    • 関連記事:当サイト内のタグ『妙見の森』の記事一覧
       
  • 【妙見の森ケーブル】(みょうけんのもりけーぶる)
  • 【妙見の森リフト】(みょうけんのもりりふと)
  • 【妙見の森バーベキューテラス】(みょうけんのもりばーべきゅーてらす)
  • 【MIHARA-Liner】(みはららいなー)
    • 2015年に引退する能勢電鉄1500系のうち、
      先頭車2両(1554-1504)が解体を免れて広島県の三菱重工業に譲渡。
    • 以後、この名前を与えられて各種試験に従事している。
    • 関連記事:【車両紹介】番外編 MIHARA-Liner
       
  • 【妙見急行】(みょうけんきゅうこう)
    • 1969年から2017年3月ダイヤ改正まで運行されていた能勢電鉄の列車種別。
    • 停車駅は妙見口~平野の各駅と川西能勢口で、上りのみ運行。
    • 運行開始当初は「急行」だったが、1981年に日生急行が運行開始した際に「妙見急行」に改称。
       
  • 【三ツ矢サイダー】(みつやさいだー)
  • 【妙見焼、びっくり妙見ぜんざい】(みょうけんやき、びっくりみょうけんぜんざい)
    • かつて昭和30年代?に川西能勢口駅で販売されていた銘菓。
      当時の写真にしか残っておらず詳細は不明。
       
  • 【メタルギアシリーズ】(めたるぎあしりーず)
    • コナミのステルスゲームシリーズ。
    • 監督の小島秀夫氏が川西市育ちだった縁で、一部作品のセリフに
      「川西能勢口、絹延橋、滝山、鴬の森、皷滝、多田、平野、一の鳥居、畦野、山下、笹部、光風台、ときわ台、妙見口」
      という能勢電鉄妙見線の駅名が登場する。
       

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や行・ら行・わ行

  • 【矢問駅】(やとうえき)
    • かつて能勢電鉄が運営していた鉄道駅で、1916年開業。
    • 新車両導入に伴う滝山~鼓滝駅間の線形改良のため、1953年に廃止された。
      同日、約400m南側に鶯の森駅が開業。
    • 当時は川西市の市制施行前で、
      鶯の森駅が川西町域に所在したのに対して矢問駅は多田村域内に所在していた。
    • 関連記事:【駅紹介】鴬の森駅
       
  • 【山下駅】(やましたえき)
    • 能勢電鉄の鉄道駅で、駅番号はNS10。
      特急日生エクスプレスも停車する。妙見線と日生線の分岐駅・乗り換え駅。
    • バスでの能勢町方面への玄関口にもなっている。
    • ホーム有効長は1号線および2号線が8両、3号線が6両、4号線が4両。
      2022年12月のダイヤ改正以後は4号線の使用機会が著しく減少している。
    • 関連記事:【駅紹介】山下駅
       
  • 【山日】(やまにち)
    • 山下-日生中央の区間運転の列車のこと。
    • 山下駅で2号線から1号線へとスイッチバックで転線するのが最大の特徴。
      2022年12月のダイヤ改正以後は4両編成による朝5時台と深夜24時台のみの運行となった。
    • それ以前は主に2両編成が受け持っており、
      2両編成が点検などの都合で4両編成になる場合は「山日代走」と呼ばれていた。
       
  • 【山妙】(やまみょう)
    • 山下-妙見口の区間運転の列車のこと。
      所定は2両編成だが、点検などの都合で4両編成が代走で入る場合は「山妙代走」と呼ばれる。
       
  • 【のせでん悠遊セミナー】(のせでんゆうゆうせみなー)
    • 能勢電鉄創立100周年の翌年である2009年に開始した、
      のせでんや沿線にまつわる講座。全50回。
    • 大学教授などの学識経験者を招いて年数回のペースで開催されていたが、
      2020年の第51回が開催決定する前に世間がコロナ禍に突入し、そのまま自然消滅。
      コロナ明けの再開が待たれる。
    • 関連記事:【能勢電鉄】のせでん悠遊セミナーの系譜
       
  • 【ヨ14047】(よ14047)
    • 川西能勢口駅の北側で営業していた
      「喫茶ジャーニー」さんが店舗として使用していた国鉄の車掌車。
    • 2017年2月末をもって閉店したが、
      車体は2024年現在でも当地に残存しており外観を見ることができる。
      塗装などがかなり褪せているが、
      隣接する駐車場の工事等でも撤去される気配はなく、今後の活用が期待される。
    • 関連記事:川西能勢口に眠る車掌車の今後やいかに
       
  • 【吉川八幡神社】(よしかわはちまんじんじゃ)
  • 【ラソラ川西】(らそらかわにし)
    • 川西能勢口駅の北側にある、川西市を代表する商業施設の1つ。
    • 川西能勢口周辺の再開発の一環で1996年4月に「モザイクボックス」としてオープン。
      運営会社の変更を経て、2022年5月より現在の名称になっている。
    • 札幌市にある『ラソラ札幌』はロゴが酷似しているが運営会社は異なり、関連は不明。
    • 関連記事:【番外編】ラソラ札幌へ行ってきました
       
  • 【リアル謎解きゲーム】(りあるなぞときげーむ)
    • 能勢電鉄が2016年から夏休みなどに展開している企画。
      問題などは能勢電鉄の社員さんの手作りとのこと。
    • 当初は妙見の森の妖精「ブナちゃん」というキャラクターを主人公にした妙見の森での企画だったが、人気を受けて鉄道線の沿線でも開催されるようになった。
      妙見の森の営業終了後も、鉄道線ではブナちゃんを主人公としたまま継続中。
    • 関連記事:【妙見の森×ケンミン焼きビーフン】リアル謎解きゲームを遊んできました!
       
  • 【レジェンド】(れじぇんど)
  • 【のせでんレールウェイフェスティバル】(のせでんレールウェイフェスティバル)
  • 【ロケーションサービス】(ろけーしょんさーびす)
    • 能勢電鉄の駅や車両を使って、映像作品や宣材などの撮影を行うことができるサービス。
    • 勝手に撮影する場合と違って以下の利点がある。
      • 撮影の際には社員さんが誘導や安全確認のスタッフとして配置されるため、「他のお客様のご迷惑になる行為」という後ろ指を回避できるほか、撮影と無関係の人が写り込まないように人払いしてくれたりする。
      • 公開の際には能勢電鉄さんの公式SNSや、当サイトのような追っかけが宣伝してくれたりする。
    • 関連記事:【能勢電鉄HP】駅や車内を使ったロケーションサービス
    • 関連記事:能勢電鉄でロケを行った『夢幻鉄道』カバーMVが公開!!
       
  • 【ワンマン】(わんまん)
    • 車掌を伴わない乗務形態。
    • 能勢電鉄では1997年より一部列車でワンマン運転を開始。
      2003年からは特急日生エクスプレスを除くほぼすべての列車でワンマン運転を実施している。
       

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英数字

  • 【2連・4連・8連】(2れん・4れん・8れん)
    • それぞれ2両編成・4両編成・8両編成の略。
      他の編成両数も同様。
       
  • 【のせでん●●●】(むせんばんごう)※『●●●』部分は数字3桁
    • 能勢電鉄の各先頭車両には、車両番号だけでなく乗務員が使用する列車無線の番号が存在する。
      6000系・5100系導入以前は1~40ぐらいまでの番号が使われていたが、それ以降は200番台が使用されている。既存形式についても2020年までにATSとともに順次新しいものに更新された。
      (更新前は平井回送する車両用に「のせでん106・107」のトランシーバーを使用していた)
    • 乗車中に乗務員室に聞き耳を立てたり、アマチュア無線で傍受したりすると、業務連絡の内容を知ることができる。例えば「のせでん●●●、開局します」「のせでん●●●、開局了解」という内容は、これから出庫する車両に関するもの。(※無線の傍受自体は合法だが、その内容を外部に拡散したりすると違法になる場合があるため注意)
    • 無線方式は阪急と似ているが、
      能勢電鉄の番号として独立(阪急の200番台は神戸線)しており、周波数も異なる。
       
  • 【610系】(610けい)
    • 阪急最強の中型車。
      宝塚線・神戸線支線区の小型車から大型車への中継ぎ役を果たしたのち、能勢電鉄でも中継ぎ役として1977~82年にかけて導入。
      当初は4連8本だったが、輸送力増強のために途中から追加譲受車を含めて5連7本に組み替えられた。
    • 箕面有馬電気軌道1形(7・8)の改造車が2両含まれていた。
      • 車体も機器も改造によって更新されておりあくまで書類上のみの話ではあるのだが、製造~廃車解体までの車齢「81年」という記録は今後も破られることはないだろう。
    • 平成に入って1700系7編成の導入により1992年までに全車引退。
      • これによって能勢電鉄の車両は冷房化100%を達成した。
         
  • 【能勢1000系】(1000けい)
    • 1986~88年にデビューした能勢電鉄の車両形式。
      元阪急1010系・1100系で、2編成8両が在籍していた。
    • 元々は1500系を8編成導入予定だったところが阪急側が種車を用意できず、また能勢電鉄でも新車計画があったが幻となり、結果的に1500系よりも古い車両を譲受している。
    • 後期は6両編成でも活躍。ワンマン改造は行われず、2002年までに全車が引退している。
       
  • 【阪急1000系(2代目)】(はんきゅう1000けい)
    • 阪急電鉄が2013年から2021年にかけて増備した車両形式。
      能勢電鉄へは宝塚線所属の9編成が特急日生エクスプレスで乗り入れる。
    • さまざまなヘッドマークやラッピングの車両が能勢線内を走る姿が、鉄道ファンの心をつかむ。
    • 種別・行先表示のLEDは増備中に強化され、
      1018Fのみ1/500sで撮影しても切れずに耐えるが他の編成は1/160sあたりが限界。
       
  • 【能勢1500系】(1500けい)
    • 1983~85年にデビューした能勢電鉄の車両形式。
      元阪急2100系を中心とするグループ(1960~62年製造)で、24両が在籍していた。
    • のせでん初の大型車かつ冷房車として利用者に歓迎された。
      • この冷房装置は移籍の際に設置されたもので、
        後に導入された1000系や1700系よりも新しく高出力だった。
    • 1997年には全車がワンマン改造。
    • 老朽化によって5100系に順次置き換えられ、2015~16年にかけて全車が引退。
      引退後は大半が解体されたが、保存車や譲渡車が一部存在する。
    • 関連記事:【能勢電鉄】1500系 車両編成表
       
  • 【能勢1700系】(1700けい)
    • 1990~92年にデビューした能勢電鉄の車両形式。
      元阪急2000系(1960~63年製造)が中心のグループで、当時最大勢力の9編成36両が在籍。
    • 1997年から順次ワンマン改造を受けたが、
      余剰となった1編成が2005年にワンマン未改造のまま引退。
    • 2017年以降はダイヤ改正に伴う運用減や7200系への置き換えで徐々に数を減らし、2024年現在では2編成8両が現役で運行中。
    • 導入時は沿線人口が増加しており9編成中7編成が旧型の置き換えで2編成だけが運用増による増備だったのに対し、沿線人口の減少によって9編成中5編成もが運用減による引退であるのはなんとも寂しいところである。
    • 2024年のイベントで配布された公式うちわの解説は
      『のせでんの中で一番古い むかしながらの貴重な電車。止まっている時の、ぽこぽこぷしゅー!!っていう大きな音を聞いてみてね!』
    • 関連記事:【能勢電鉄】1700系 車両編成表
       
  • 【能勢3100系】(3100けい)
    • 1997年にデビューした能勢電鉄の車両形式。
      元阪急3100系(1965年製造)で、能勢電としては1編成のみの在籍だった。
    • 従来車と一線を画した車内外のデザインから、
      5100系が登場するまで20年弱に渡って能勢電鉄の「エース」として活躍。
    • 保守部品の枯渇などから、2021年に惜しまれつつも引退。
      • 阪急3100系の編成としては最初に廃車(能勢譲渡)となったが、他の阪急3100系は2016年までに全て廃車。結果的には最も長命となった。
      • 3100系3170Fをモチーフにしたキャラクター「3170くん」は、2024年現在でも駅のトイレなどにその姿が残っている。
    • 関連記事:【車両紹介】3100系 3170F(3170編成車)
    • 関連記事:【コラム】さっ、3170くんーーっ!!
       
  • 【能勢5100系】(5100けい)
    • 2015~16年にデビューした能勢電鉄の車両形式。
      元阪急5100系(1971~74年製造)で、車両番号は阪急時代から変更されていない。
      24両が導入されて同数の1500系全車を置き換え、2024年現在最も車両数の多い形式である。
    • 種別・行先表示のLEDは関西でも最高クラスに強いものが採用されており、1/1000sで撮影しても表示が切れない優れもの。ただし幕式のままの車両も存在する。
    • 2024年のイベントで配布された公式うちわの解説は
      『一番車両数が多いえんの下の力もち。それぞれの車両に少しずつちがったところがあるんだ!座席とか車内のかべとか…乗るときにチェックしてみてね!』
    • 関連記事:【能勢電鉄】5100系 車両編成表
       
  • 【能勢6000系】(6000けい)
    • 2014年8月1日に6002Fが阪急から能勢に電撃移籍。
      そこからは阪急の「片乗り入れ」ではなく阪急・能勢の「相互乗り入れ」という形になった。
    • 線路使用料・車両使用料の相殺という目的や車両性能の課題などから、2020年頃からは能勢線内にイベント以外で入線していない。その運用形態から「出稼ぎ」と呼ばれることもある。
       
  • 【阪急6000系】(はんきゅう6000けい)
    • 阪急電鉄が1976~1985年に製造した車両形式。
      能勢電鉄へは最大7編成が特急日生エクスプレスで日々乗り入れていた。
    • 2015年ダイヤ改正で10両編成での運転が終了したことで、1000系にその役割を譲って能勢電鉄への乗り入れは順次終了していった。
    • 2024年現在、一部の編成は支線に移ったり中間車が廃車されたりしているが、中間車のうち4両が能勢電鉄に譲渡されて7200系に編入されている。
       
  • 【能勢7200系】(7200けい)
    • 2018年以降にデビューしている能勢電鉄の最新鋭の車両形式。
      元阪急7000系(一部は6000系)。導入当初は『N7200』とも呼ばれていた。
    • 2024年現在は3編成12両が在籍しているが、製造は全車昭和末期(1981~88年)である。
      VVVF改造などの省エネ化が行われており、コスト削減のためにも運用機会が特に多くなっている。
    • 種別・行先表示のLEDは5100系と同じ強いものが採用されており、1/1000sで撮影しても表示が切れない優れもの。
    • 2024年のイベントで配布された公式うちわの解説は
      『のせでんで最新の車両。静かにぐんぐん進むのが得意。今ののせでんを支えてるイケてる電車だよ!』
    • 関連記事:【能勢電鉄】7200系 車両編成表
       
  • 【阪急8000系】(はんきゅう8000けい)
    • 阪急電鉄が1988~1997年に製造した車両形式で、
      2024年現在も4編成が特急日生エクスプレスで能勢電鉄へと乗り入れる。
      • この4編成(8004F~8007F)は1997年に特急日生エクスプレスが運行開始以降、25年以上の長きにわたって能勢乗り入れを継続中。
      • 初期は4編成すべてが宝塚側にセミクロスシートを備えていたが、経年に伴うリニューアルが進んだ2024年現在では8005Fのみとなっている。
         
  • 【F】(えふ、へんせい)
    • 鉄道ファンは各車両を「●●F」と呼びがちだが、Fは「Formation(編成)」の略。
      ●●部分には基本的に大阪梅田(日生中央・妙見口)側の先頭車の車番が入る。
    • 能勢電鉄ではこの向きは下り方向であるため、逆向き(川西能勢口側)の先頭車の車番で呼ばれることも時々ある。なお内部の正式名称は「●●編成車」であるとのこと。
       

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編集後記・関連リンク

元は阪急・能勢電の用語集・俗語集にして、しょっぱなから

  • 【ア】(あ)
    • 阪急電鉄京都線で2024年7月21日から開始した座席指定サービス『PRiVACE(プライベース)』のこと。
    • ロゴマークは頭文字の『P』をイメージしたものだが、カタカナの『ア』に酷似していることから鉄道ファンを中心にこう呼ばれ始め、瞬く間に定着した。
       

・・・という出オチにしようと考えたんですが、
阪急の用語集をガチで作ろうとなるとスケールが大きくなりすぎるのでやめました。
英数字ではなく「あ行」から始まっているのはその名残です。

間違いの指摘や追加依頼はコメントまでお気軽にどうぞ。

 

<関連リンク>

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(NOSE KNITs – のせでん沿線の魅力紹介WordPress)

 
鉄道コム


【直近の鉄道イベント情報】

Tetsudo.comより)


 

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