【駅紹介】妙見口駅
妙見口(みょうけんぐち)駅は、大阪府豊能郡豊能町吉川にある能勢電鉄妙見線の駅(駅番号:NS14)。
(住所:大阪府豊能郡豊能町吉川146-1 )
大阪府最北端の駅としても知られている。
【目次】
【年表】
- 1923年(大正12年)11月3日 – 能勢電気軌道の妙見駅として開業。
- 当時は笹部~妙見の間に駅は無く、大阪府豊能郡吉川村で唯一の駅だった。
- 同時に、一の鳥居~吉川間乗合自動車の営業廃止。
- 1956年(昭和31年)9月15日 – 駅舎を改築。
- 1956年(昭和31年)9月30日 – 吉川村が(旧)東能勢村と合併し、(新)東能勢村の駅となる。
- 1965年(昭和40年)4月1日 – 妙見駅から能勢妙見口駅に改称。
- 同年7月1日、能勢妙見口駅から妙見口駅に再改称。
- 1966年(昭和41年)12月25日 – ホームを3両編成分に延長。
- 1968年(昭和43年)7月25日 – 平野~妙見口間単線自動信号装置使用開始。(通票式廃止)
- 1970年(昭和45年)6月28日 – 駅の宿泊所が新設・利用開始。(~2022)
- 1972年(昭和47年)3月20日 – ときわ台~妙見口間の線形改良とホーム延伸が竣工し、同年4月8日から全線4連運転となる。
- 1977年(昭和52年)4月1日 – 東能勢村が町制を施行し、豊能町の駅となる。
- 1978年(昭和53年)10月1日 – 社名変更により能勢電鉄の駅となる。
- 1983年(昭和58年)8月31日 – 駅の改良工事が完成。
- 1992年(平成4年)3月31日 – 山下~妙見口間で自動列車停止装置(ATS)使用開始。(鉄道全線完成)
- 1997年(平成9年)11月16日 – この日のダイヤ改正で2両編成の区間運転(山下⇔妙見口)が開始、日中10分間隔になる。
- 2001年(平成13年)12月27日 – 駅のバリアフリー化工事完成。(身障者トイレ新設等)
- 2005年(平成17年)4月1日 – 川西能勢口を除く全駅で全面禁煙化。
- 2013年(平成25年)12月21日 – 駅ナンバリングを導入。
- 2014年(平成26年)3月28日 – 旅客案内ディスプレイが稼働開始。
- 2017年(平成29年)3月18日 – この日のダイヤ改正で妙見急行が運行終了。最終運行日は同月17日。
- 2017年(平成29年)4月13日 – 能勢電鉄の開業記念日(104周年)から、通常の発車ベルの前にメロディーが追加される。
- この発車メロディーは、妙見口駅からほど近い吉川八幡神社の神職さんによる作曲。
- 当初は1号線と2号線のメロディが想定と逆になっていたが、同年7月頃に修正。
- 2017年(平成29年)8月13日 – 各駅のトイレに液体用の手洗い用洗剤を設置。
- 2019年(平成31年)3月15日 – 2号線ホームの奥に、美術家の友井隆之氏によるアート作品『集影レンズ』が設置される。
- 友井氏は「のせでんアートライン」2013、2015、2017に参加。2017ではアートプロデューサーを務める。
- 2019年(平成31年)4月1日 – 豊能町が運営していた駅前の町営駐輪場が無人・無料化。
- 2022年(令和4年)12月17日 – この日のダイヤ改正で早朝と深夜を除く全列車が山下駅折り返しとなる。
- あわせて減便に伴い、上り最終列車が平日68分、土休日44分早まる。
- 当駅で毎夜行われていた夜間停泊も終了した。
それに伴って乗務員の宿泊も無くなり、終電後は施錠されていた待合室が終日開錠となった。
- 2023年(令和5年)2月1~28日 – 豊能町西地区のAIデマンドバス実証実験が行われる。(→特集記事)
- 2023年(令和5年)3月中旬 – 2号線横の旧「妙見口作業基地」に長年放置されていた軌道モーターカーが撤去される。
- 2023年(令和5年) – 駅スタンプ導入。(妙見口駅は能勢妙見への修行僧のデザイン)
- 2024年(令和6年)1月 – 乗降客の減少に伴い、改札機3台のうち1台を閉鎖。
- 2024年(令和6年)3月29日 – 能勢町方面への阪急バスが廃止、4月より能勢町の路線タクシーに転換。(→特集記事)
- 2024年(令和6年)6月下旬 – イベント列車のために作成された「夢幻鉄道」デザインの駅スタンプ設置。
開業104周年を迎えた4月13日より使用が開始された、能勢電鉄妙見口駅1号線……と、通常は1日数回しか聴くことのできない2号線の発車メロディです!
— nirvash@旅・鉄道用 (@FR_nirvash) April 13, 2017
メロディと従来の電子音は別々のスピーカーから鳴っています。 pic.twitter.com/Ku9zW7kfoz
<メディア登場など>
- 2021年(令和3年)8月26日 – アウトドアブランド「DOD」のスーツケース「キャンパーノ・コロコーロ2」の商品ページと、妙見口駅や妙見線の車内で撮影されたPVが公開される。
- 2021年(令和3年)9月15日 – 牛乳石鹸共進社 赤箱女子-Akabako girls- プロモーションのInstagram投稿にて妙見口駅構内の様子が公開される。
- 2022年(令和4年)6月18日 – 鉄道チャンネルの旅番組『新 鉄道ひとり旅』能勢電鉄編にて登場。翌年1月にサンテレビでも放送。(特集記事)
- 2024年(令和6年)5月30日 – 妙見口駅構内や電車内でロケを行った「夢幻鉄道」カバーMVが公開。(特集記事)
【駅時刻表】
- 現行ダイヤ:2022年12月17日改正
- 平日:
- 日曜祝日:
【駅施設】
- エレベーター:なし
- エスカレーター:なし
- 車椅子用トイレ:あり(オストメイト対応)※改札外
- 券売機:2台(高額紙幣対応)
- 救護室(駅ご案内カウンター):なし
- コインロッカー:あり
- コンビニエンスストア:なし
- 証明写真機:なし
- 阪急バス:あり(後述、徒歩約2分)
- タクシー乗り場:なし(専用電話にて呼び出し)
- 駅員配置:なし
- 待合室:あり(改札外「のせでん駅のギャラリー」)
【接続バス停】
2024年3月をもって能勢町方面への阪急バスが廃止。
4月より能勢町の路線タクシーに転換され、
能勢町に居住または通勤通学の方のみ利用可能となりました。
(→特集記事:【能勢町】阪急バス妙見口能勢線が廃止・路線タクシーに転換へ)
※2022年7月現在
妙見口駅バス停(駅から徒歩約2分)豊能西線8系統(平日3本のみ):保育所前、支所前、東ときわ台七丁目、箕面森町地区センターゆき
妙見口能勢線8系統(平日8本のみ):ケーブル前~奥田橋ゆき5・6系統(一部を除く日曜祝日のみ):ケーブル前ゆき、黒川ダリヤ園ゆき※2023/12 妙見の森の営業終了に伴い5・6系統は廃止
【駅周辺】
- かめたに本店
- 駅前駐車場はかめたにさんの管理。(前払いで1日1000円)
- 津の国屋
- 妙栄軒仏具店
- 妙見口自転車駐車場
- 2019年4月より、バイクや自転車はこちらで無料駐車が可能。
- 吉川自治会館(徒歩約2分)
- 吉川八幡神社(徒歩約15分)
- 妙見の森ケーブル 黒川駅(閉鎖されており立入は不可、徒歩約20分)
- 桜谷軽便鉄道(徒歩約15分)
- 豊能町立吉川小学校
- 西方寺
- 国道477号
大正十二年開通時は、能勢妙見宮の入り口であることから「妙見」と名づけられましたが、駅で参拝者が降りられても妙見宮まで相当の距離があることから、昭和四十年に「妙見口」に改称されました。
【駅周辺の撮影スポット】
(※画像クリックで拡大表示や保存ができます。スマートフォンの場合は横向け推奨です。)
【関連リンク】
- 妙見口駅|路線図・駅情報|鉄道情報|のせでん【能勢電鉄】
- 妙見口駅 – Wikipedia
- 【能勢電鉄公式】のせでん今昔物語〜あの頃の面影を探して〜【ときわ台駅・妙見口駅編】 YouTube
- 一部出典:能勢電鉄100年史(能勢電鉄株式会社 編)
- トヨノノPORTAL – 曲がりくねって、ただいま。大阪府 豊能町 – 様記事
- 当サイト内記事
(NOSE KNITs – のせでん沿線の魅力紹介WordPress)
【直近の鉄道イベント情報】
(Tetsudo.comより)
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