【2022/10/30】のせでんが出るイベントをハシゴしてきました
目次
前置き
2020年10月30日(日)、3年ぶりとなる
『のせでんレールウェイフェスティバル2022』
が能勢電鉄 平野車庫で開催されました。
コロナ前ほどではないものの、
家族連れ等で大変なにぎわいを見せていました。
しかしその裏で、
能勢電さんが出店するイベントが同日にもう1つある
との噂を聞きつけ・・・
NOSE KNITsのサイト名(のせニッツ)には
『KNITs = Kawanishi × Nose × Inagawa × Toyono』
という周辺自治体のイニシャルだけではなく
『ニッチなところを攻める』
という意味合いも含めているので
これは行かねば、という謎の探求心。
結果、午前と午後で両方をハシゴすることにしてみました。
午後:のせでんレールウェイフェスティバル2022
まず後半の、
当サイトに来られた方の関心が高そうな方から紹介します。
コロナ禍を何とか乗り越え、
3年ぶりに平野車庫で開催された
のせでんレールウェイフェスティバル。
コロナ対策のため今回は完全予約制。
基本的には家族連れに向けたイベントなので、
展示物自体はほぼコロナ前と同様です。
同じイベントに何度も通っている鉄道マニア目線では、
目新しいものといえば
- 鉄道部品の販売(1点限りの品が多数)
- イベントでどの車両が使用されるのか
- いつもは見られない行先などのレア表示
といったところでしょうか。
(洗車体験はマニアでもそうでなくとも、何度やっても楽しめます)
工場スペースで車掌体験や休憩所に使用されたのは1755F。
洗車体験には間もなく引退の1756Fが充当されました。
小学校1~3年生向けの運転体験には5142Fが充当。
こちらは「特急日生エクスプレス」幕が掲出されており、
大人も鉄道ファンも楽しませてくれました。
本社の社屋内では、
レールショップシーダーさんによる本格的な鉄道模型のレイアウトが展開されていました。
入場可能な時間や人数が絞られ、飲食物の出店も無いことから
全体的に小ぢんまりとした雰囲気になっていましたが
良いレジャーになったのではないでしょうか。
毎回来場者に異なるデザインが配布される電車カードは、
引退が発表された1756F・1754Fをフィーチャーしたものになっていました。
今回からの新しい試みとしては、
会場内のみのデジタルスタンプラリーが開催されていました。
2023年度より駅スタンプが導入予定!
さて、『押し鉄』の皆さまに朗報です。
会場入り口付近にて、2023年度より導入予定だという各駅の駅スタンプが
先行お披露目で公開されていました。
川西能勢口駅には阪急の駅スタンプが、
妙見の森ケーブルには既存のスタンプがありますが、
鉄道線においては各駅のスタンプはイベントによる一時設置を除けば初の試みとなります。
(※イベント:1992年の610系さよなら運転など)
スタンプのモチーフとなったデザインは以下の16種類。
≪以下ネタバレ注意≫
- 川西能勢口駅:車輪のモニュメント
- 絹延橋駅:ビッグハープ
- 滝山駅:駅の曲線ホーム
- 鴬の森駅:鶯の森遊泳場
- 鼓滝駅:西行法師(西行鼓ヶ滝)
- 多田駅:多田神社の御社橋
- 平野駅:三ツ矢サイダー
- 一の鳥居駅:歴史文学博物館
- 畦野駅:賴光寺のアジサイ
- 山下駅:川西市郷土館
- 笹部駅:笹部の棚田
- 光風台駅:電車の行き違い
- ときわ台駅:たんぽぽと踏切
- 妙見口駅:能勢妙見への修行僧
- 日生中央駅:猪名川天文台
- ケーブル山上駅:ケーブルカー
と、ときわ台これは・・・!?
(一応たんぽぽは豊能町の花です)
電車を降りて改札を出てスタンプを捺す、だけなら
並の乗り鉄さんでも時間を掛ければ余裕で制覇できますが、
徒歩やバスでの移動を要する上に冬季休業や定休日のある
ケーブル山上駅がむっちゃハードル高そうです。
ここでお姉さん、
妙見の森フリーパス1枚いかがですか。
午前:もう1つのイベント、それは
時系列を戻して午前へ。
もう1つ開催されていたイベント、
それはこちら。
「水間鉄道 近畿ローカル鉄道まつり」
このチラシのイラストの左下に、
よ~~く見るとのせでんが!!
ちゃんとグッズ販売の一覧にも名を連ねています。
のせでん沿線から水間観音までは
電車で片道2時間ほどかかるため、
朝は平野のイベント(午前の部)が始まるより前に出発します。
Q:水間鉄道(水鉄)ってどこにあるの?
A:大阪府貝塚市、南海の貝塚駅から乗り継ぎです。
筆者としてはおよそ9年ぶりに、
水間鉄道線の終点『水間観音』駅にやってきました。
貝塚駅~水間観音駅の運賃は片道300円、往復で600円。
そこで1日券を600円で販売するというのは、
往復すれば元が取れて途中下車自由になる上にお土産にもなる!
という超グッドなアイデアではないでしょうか。
ここから水間寺を経由して、水間公園を目指します。
駅前からここまで歩くのは初めてです。
「ホントにこの路地の向こうに、
のせでんさんが出店してる鉄道イベントなんてあるのか?」
水間寺を抜けて
(神馬の像が能勢妙見山を思い出させます)
この長い階段を上りきると、
すごいステージと数百人の観衆が!!!
ちょうどこの時間帯は、
著名な鉄道YouTuber『西園寺』さんの一団による
ステージが開催されていました。
というのもこのイベント自体が西園寺さんの主催によるもので、
「持続可能な鉄道戦略」として継続的に水鉄さんを支援しておられます。
西園寺さんといえば、少し前に能勢電鉄の
山下スイッチバックにもいらっしゃった事があります。
じっくりステージを聴いていたら
時間内に平野に戻れなくなるので、
さっそく出店されている様々なブースを見て回ります。
レールクラフト阿波座さんや地元の団体のブースをながめながら
水鉄さんや紀州鉄道さん・和歌山電鐵さんといった
和歌山寄りのローカル鉄道ブースは広め。
半熟BLOODさんが歌う水鉄ゆかりのドラマの主題歌CDも。
それ以外の関西の各ローカル鉄道のブースは整列歩道の先、
奥の1ヶ所にまとめられていました。
ここの売り場を任されているのは、
各鉄道事業者の社員さん……ではなさそうです。
北大阪急行電鉄、三岐鉄道、大阪モノレール、
近江鉄道、泉北高速鉄道、
北条鉄道、、、、、のせでん。
7200系タオルオンリー
きっと朝早くからこれだけの人数が来場されているから、
タオル以外は全部売り切れちゃったんだよ……
それかステージで振り回せるようにタオルだけ多めに持って来てたんだよ……
おまけ:購入者特典 西園寺さんのステッカー
編集後記
リフレッシュできただけじゃなく、いい運動にもなりました。
(水間観音駅~水間公園は、アップダウンも考慮して例えると多田駅~多田神社ぐらいの体力消費でした)
(NOSE KNITs – のせでん沿線の魅力紹介WordPress)
【直近の鉄道イベント情報】
(Tetsudo.comより)
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