【川西国鉄前駅】車輪のモニュメント
能勢電鉄妙見線には、かつて川西能勢口~川西国鉄前という区間が存在しました。
かつて川西能勢口と国鉄の川西池田駅を結び、古い文献によれば貨物や新車の搬入にも使われていたとか。この1駅区間は、利用者の低迷と駅周辺の再開発に伴い、1981年12月に廃止されています。
上の地図上で「★」をつけた場所に、当時の面影を残すモニュメントがあります。
また、そのすぐ近くには能勢電気軌道50形電車の写真が埋め込まれたマンホールも。
この50形は川西能勢口~川西国鉄前の廃止とともに引退しています。
【川西国鉄前駅 年表】
- 1916年(大正5年)5月17日 – 能勢口~池田駅前間の軌道延長特許申請。
- 1917年(大正6年)1月18日 – 同申請が敷設免許される。
- 1917年(大正6年)2月10日 – 能勢口~池田駅前間の施工認可申請。
- 1917年(大正6年)5月17日 – 同工事が認可、19日着工。8月1日竣工。
- 1917年(大正6年)8月8日 – 能勢口~池田駅前 駅間が開業。
- 1923年(大正12年)6月27日 – 池田駅前~伊丹間の延長戦起動敷設特許を取得。
- 1924年(大正13年)4月26日 – 池田駅前~伊丹間の延長線の施工認可申請。
- 1936年(昭和11年)4月27日 – 川西~伊丹間の延長線の計画中止。
- 1956年(昭和31年)9月11日 – 池田駅前~伊丹間の延長線を企画。(用地買収困難のため、1958年断念)
- 1965年(昭和40年)4月1日 – 川西国鉄前に駅名変更。
- 1981年(昭和56年)12月19日 – 川西能勢口駅再開発事業のため、この日限りで運行を終了。翌日廃止。
【MAP】
(NOSE KNITs – のせでん沿線の魅力紹介WordPress)
【直近の鉄道イベント情報】
(Tetsudo.comより)
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