阪急7036Fと7037Fが阪神尼崎へ…… 能勢の今後の動きはどうなる?

のせでんコラム,能勢電ニュース

目次

<最初におことわり>

本記事の内容は「前置き」の部分を除いて筆者個人の予想(妄想)(くだらない超幻想)に基づくものになっています。
興味のない方は回れ右ください。また、各鉄道会社など関係各所へのお問い合わせはおやめ下さい。

 


前置き

複数のブログやSNS等で既報の通り、
2024年2月13日深夜に阪急7036F・阪急7037Fが連結されて
所属の西宮車庫から阪神の尼崎車庫へ回送されたようです。
(情弱なのでそんな内部機密情報など知る由もない……)

2020年4月に7026F(と7565・7575)が
尼崎車庫へ回送されて能勢7202Fとなって以来、
約4年弱ぶりの尼崎回送となります。

前例にならえば、能勢転用改造が完了して
能勢電鉄線内でデビューするのは約1年後になる見通し。

ちょうど1700系 1755F・1757F
検査期限(2025春~夏)とも一致しており、
この一方または両方が入れ替わりで引退になる可能性が高くなってきます。

では今後どのように車両に動きがあるのでしょうか。
本記事では大胆予想していきたいと思います。 

 



今後の予測

今回尼崎車庫(阪神車両メンテナンス)へ回送されたのは
7036-71567037-7157の2両編成2本。

今まで(7200F・7201F・7202F)のような4両固定ではなく、
2両編成2本という所がこれまでとの最大の違いです。

どのような改造を受けて出てくるのか、
いくつかある可能性を順に挙げていきましょう。
 

 
<可能性①> 2連2本として出場
最もオーソドックスに、2本の2両編成となって山下⇔妙見口の区間列車を置き換えるパターンです。(改造後の車番不明)
現在区間列車として専従している5142F・5124Fは2023年の定期検査時に併結できるようにフックが取り付けられており、将来的には5142Fと5124Fが(もしくは今回の元7036F+7037Fの方が)2+2の4両編成になることで、1700系4連1本を置き換えることが想定されます。

なお7200系は電動車(M車)2両単位で1ユニットを組んでいます。
2両編成として出場する場合は、現行の1M1Tではなく2M(両方電動車)で出てくると想定されます。
直近の公式YouTubeでも「制御装置の新設計には多額の費用がかかるため、出力過多でも阪急と同型のものを積んでいる」とか……)
 

<可能性②> 4連固定化されて「7203F」として出場
旧7156と旧7037の運転台を撤去し、今までと同様の4両固定編成になって出てくるパターンです。
運転台撤去の前例としては阪急7324Fがあり、この時は旧7454と旧7310の運転台が撤去されています。
同様であれば、アルミ車体の溶断は困難なため7324F(新7954と新7890)のように、運転台撤去跡がくっきり残る形での出場になると思われます。
さらに旧7156を電装化、旧7037を電装解除することで電機的にも従来編成と揃え、1700系4連1本を置き換えることが想定されます。
 

<可能性③> 4連固定化だが2連対応として出場
上記②の亜種ならぬ亜案のような感じですが、
4両固定編成を作ったうえで旧7156ではなく旧7157を電装化して両側の先頭車を電動車とすることで2連対応にするパターンです。
高圧引き通し線の新設は必要ですが、両先頭車が電動車となることで5142F・5124Fの離脱時に2両編成を組んで区間列車に充当可能です。
(川西能勢口側の先頭が電動車になるため、改造後の車番は不明)
 

<可能性④> 中間車になる4両を後から搬入して追加改造し、4連2本として出場
これは前例のないパターンですが、今までのように「正雀車庫で4連を組んだ状態で回送」する手間を省き、正雀車庫から阪神車両メンテナンスへ中間車となる車両を直接トレーラー陸送するパターンです。
(陸送じゃなく、7005Fの中間に挟んで回送とか他の方法を取るかもしれません)
ちょうど正雀車庫には「7554-7584」や「7030F」といった中間車にできる7000系が余っていますし、7030Fは鋼製車のため上記②で述べた運転台撤去に伴う車体の溶断(完全中間車化)にも耐えます。
もしもこのパターンになった場合、4両編成が2本竣工する(7203F・7204F)こととなり、1700系4連を2本とも置き換えることができます。
 

<可能性⑤> 1M1Tの2連を2本作って出場
基本的には上記①と同様ですが、制御方式を変更して電動車1両でも動かせるようにするパターンです。(改造後の車番不明)
もしこうなるなら、既存の7200系も2両ユニットを組まずに「7200-7280-7230-7250」といった初代1000系や1700系に近い組成にしたのでは……?
直近の公式YouTubeで制御装置の新設計が出来なかったと仰ってたのに、やるのかな……?)
 

<可能性⑥> Mc-M’c+To-Tc の変態組成で出場
平時は4連を組みながら、妙見口側の2両だけ2両編成としていつでも切り離せるようにする、という案もSNS上で出ているようです。
この場合、1両だけ運転台を撤去して先頭車3両・中間車1両という謎組成となります。
(中間車の運転台撤去部分には車庫の作業員さんが使用する簡易運転台を設置)
直近では阪急「7327F+7307F」や「7325F+8311F」の前例がありますが、能勢電鉄に限定すると320形・500形の昔までさかのぼることに……
 

7327F+7307Fの連結部
(片側だけ運転台撤去)

 



結果はどうなったのか?

『その後――』

については、状況が更新され次第追記してまいります。

(目次から真っ先にここを押した人はゴメンナサイ)

 



編集後記

ほとんど『ぼくのかんがえた』シリーズと同じ
チラシの裏にでも書いてろ!!な記事になってしまった……

事実上の1700系の余命宣告と思うとさみしいけど、
時代の流れなので仕方ないですね……

 

ちなみに・・・
7036Fは6300系と8000系列を除いて初めて、
1998年に「屋根上アイボリー2色塗装」が施行された編成でした。
(検査周期の都合、7037Fもほどなく2色塗装に変更。
 逆に7035Fは再末期までフルマルーンで残りました。)

現在も中高年を中心とする一部の阪急ファンからは
「初期のフルマルーンに戻せ」という声があるとかないとか……

 



関連リンク

 

 


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