【能勢電鉄HP】駅や車内を使ったロケーションサービス

のせでんコラム,能勢電ニュース

 

2022年3月頃より、能勢電鉄HPにて

ロケーションサービス

というページが追加されています。

 

目次


概要

この「ロケーションサービス」というページ、
PVや宣材のために能勢電鉄の駅や車両を利用しませんかという
企業向けのPRページとして公開されています。

前半は車両や駅の紹介となっており、ぱっと見は
「撮り鉄向けの撮影地ガイドか・・・?」
と思いがちですが、ページを読んでいくと全然違いました。

 

(以下、公式ページより引用)
打ち消し線部分は、公開後に変更や削除された項目

電車や駅等の当社施設を用いて、映画・ドラマ・WEBや雑誌広告などの様々な撮影をサポートするサービスです。
皆さまのイメージに合った場所でスムーズに撮影ができるよう、ご希望をおうかがいします。

引用元:https://noseden.hankyu.co.jp/service/location.html
  • ①電車を使った撮影
    • 能勢電鉄は、都心から自然豊かな地域までつながる線路で、
      様々な風景で撮影していただくことができます。
      走行中の車窓からは自然豊かな里山風景が見られます。
      車庫に留め置いた車内での撮影も可能です。
    • 7200系
      能勢電鉄の中では最新車両。
      能勢電鉄7200系ならではの、洗練された高級感ある車内での撮影はいかがでしょうか?
    • 5100系
      復刻塗装車両2編成は2両編成車で、他にはない里山風景によく映える外装です。
      車内は、荷物を置く棚がなくシンプルなデザインです。
    • 1700系
      能勢電鉄の中では最も古い電車です。
      60年間走り続ける車両は、なつかしさを感じる雰囲気が特徴です。
      夏には天井を装飾し風鈴などを飾り付ける装飾電車としても運行しています。
       
  • ②駅での撮影
    • その土地の歴史や雰囲気を大切にして作られた駅舎や、
      自然に囲まれたホームや山間を走る能勢電鉄ならではの駅舎での撮影はいかがでしょうか?
    • 山下駅
      2路線への分岐駅で、4号線ホームまである山下駅には、様々な種類の車両が停車します。
      ホーム幅も広く、電車とのシチュエーションでも安全に撮影していただけます。
      自然と街中の景色の両方を撮影できるバランスの良いロケーションです。
    • 笹部駅
      里山風景の中に、ポツンと現れる笹部駅は単線の小さな駅舎です。
      田園風景に囲まれ、能勢電鉄の中ではもっとも自然に囲まれた駅です。
    • 妙見口駅
      能勢電鉄最北端駅の妙見口駅は、昭和レトロな雰囲気の駅舎です。
      細部の装飾品や駅看板まで郷愁を感じるホームは、撮影にぴったりです。
    • ケーブル黒川駅
      妙見の森にあがるケーブルカーの麓駅。
      昔の炭小屋をイメージした黒が基調の駅舎です。
      背景に広がる里山と駅のコントラストは雰囲気抜群です。

       
  • ③自然の中での撮影(妙見の森・バーベキュー場など)
    • 妙見山の中腹にある「妙見の森」では、
      自然の原風景や、アウトドア、アート作品など
      シチュエーションに合わせた撮影スポットが豊富にございます。
      撮影されたいご要望に合わせたロケーションのご案内が可能です。
    • ケーブル山上駅
      妙見の森ケーブルの山上駅。大阪市内からのアクセスも良く、四季折々の風景が見られます。
      駅舎に併設されている足湯からは日本一の里山といわれる里山風景をのぞむことができます。
    • 妙見の森バーベキューテラス
      四方を木々に囲まれたこもれびのバーベキュー場。
      アウトドアなテントでのバーベキューやファミリー向けなど、ご希望に合わせてた席種がございます。
      おすすめは4~10月ごろ。
    • アート作品 北極星入口駅
      空に向かう線路が森に突然現れるアーティスティックな作品です。
      ほかにはない珍しいロケーションでの撮影が可能です。
       

車庫に留め置いた車内で撮影可とのこと……
(山下駅の写真、社員しか立ち入れない「社員アングル」じゃないっすか・・・泣)

 



撮影実績

撮影実績として、以下の2点が紹介されています。

  • アウトドアブランドプロモーション(妙見口駅・山下駅、電車内)
  • 牛乳石鹸共進社 カウブランド 赤箱 赤箱女子プロモーション(妙見口駅)

アウトドアブランドのプロモーションというのは、
2021年8月26日に公開された「DOD」さんのスーツケース
キャンパーノ・コロコーロ2」のPVなど一連の宣材となります。
(色はタンカーキの2種類で、写真はそれぞれ異なります)


撮影は2021年6月7日(月)の日中に行われ、宣材の中には
妙見口駅や5146F・5138F・1755F・5124Fが登場しています。
(登場した車両やヘッドマークから撮影日を割り出すオタク気持ち悪い)

 


 

牛乳石鹸さんの方は、赤箱女子-Akabako girls-ブランドの
プロモーションで『赤箱女子』のビジュアルモデルとなった
女優・モデルの雪見みとさんが妙見口駅でロケをされています。

(時期等は不明、投稿内には5136Fが登場)

 



撮影までの流れや利用条件

こちらは能勢電鉄さんHP「ロケーションサービス」のページをご参照ください。

 



ロケーションサービス料金

2022年4月現在、以下のような料金体系になっています。
(※10%消費税が別途必要)

  • 平日就業時間内(月~金 9:00~17:00)
    • 撮影料・施設使用料:33,000円
    • 電車使用料金(営業列車):53,000円
    • 電車使用料金(貸切列車):83,000円
  • 上記以外(平日時間外、土休日)
    • 撮影料・施設使用料:35,000円
    • 電車使用料金(営業列車):55,000円
    • 電車使用料金(貸切列車):85,000円

公式ページ内に例示されている

『平日就業時間内、妙見口駅構内及び営業列車内で撮影、2時間(駅構内1時間、電車内1時間)
 施設使用料 33,000円 + 営業列車使用料 53,000円 = 86,000円』

は、前出の「DOD」さんのプロモーション撮影のものと一致します。

 



まとめ

BtoBで本格的なPVや映像作品制作するとなると、
撮影だけでもこれだけ費用が掛かるんですね……

(それが能勢電鉄さんの売上になると思えばヨシ!

個人でSNSに写真を上げたりYouTubeに展望動画を上げる
といった行為は現状では黙認されていますが、
のちのち営利目的になってくると
費用請求が発生したりするかもしれません。

(それも能勢電鉄さんの売上になると思えばヨシ!

 



関連リンク

 


(NOSE KNITs – のせでん沿線の魅力紹介WordPress)

 
鉄道コム


【直近の鉄道イベント情報】

Tetsudo.comより)


 

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