【コラム】のせでんの各編成は果たしてマンベンなく働いているのか??(2024年版)

のせでんコラム


 


目次


前置き

そぼくなぎもん!!

  • 「あの編成、最近ずっと予備車になってる気がするけど休みすぎじゃない?」
  • 「パンタが1基しかない5108F、冬季ちゃんと動いてるの?」
  • 「あの編成こんなに休んで、編成ごとに運行日数にバラつきが出てるのでは??」

という沿線利用者の意見、あると思います。(要出典)

そこで、編成単位で

『2024年の1年間で何日、お客さんを乗せて営業運転に就いたのか』

集計してみました!!
(大好評?につき今年で4回目の開催となります!)

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集計方法

今回も弊サイト内
能勢電運用ログ」の記事作成で使用している
マスターのExcelファイルを使用。

以下の基準で
「終日運用」「半日運用」
ごとに、各編成番号の文字が書かれたセルの数を集計しました。

なお、営業運転に入った日数の集計なので、
下記の「集計対象外」の日数は含めていません。
(厳密な走行距離の集計でもありません)

  • 集計期間
    • 2024年1月1日~2024年12月31日
  • 終日運用(1.0日計算)
    • 日中運用スジに入った場合
    • 山下⇔妙見口のシャトル運用スジに入った場合
    • 下記「半日運用②」に該当する場合は除外
  • 半日運用①(0.5日計算)
    • 平日の朝ラッシュのみ運用スジ
      (その後、平井回送前に取替があった日は取替前のみカウント)
  • 半日運用②(0.5日計算)
    • 日中運用スジで、定期または臨時の車両取替があった場合は取替前・取替後とも0.5日計算
    • ただし一時的な取替ですぐ元の車両に戻った場合は元の車両を1.0日、一時的に出た車両を0.5日計算
    • 阪急の特急運休や、猪名川花火大会の開催に伴う臨時夕出庫は0.5日計算
  • 集計対象外
    • 平野車庫(または日生中央)⇔平井車庫を回送で往復しただけの日
    • イベント列車・貸切列車
       

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集計結果

お待たせしました。
こちらが集計結果となります。

2023年と比較すると、
検査入場で長期離脱する編成が少なく
1700系を休ませて5100系・7200系が微増になっています。
また、2024年も全体的にVVVF制御の7200系が大活躍しています。

個別の編成単位で見ていきましょう。
(カッコ内の数字は前年比の日数です)

  • 【1位】5142F 308日(+28.5)
    【2位】5124F 307日
    (+28.0)
    • やはり2連強い!!
      2024年も5142Fと5124Fがワンツーです。
    • 全般重要部検査があった2023年よりも大きく日数を伸ばしています。
    • 日数だけなら2022年とほぼ同じですが、
      2022/12のダイヤ改正後は走行距離が伸びまくっており、車両への負担が心配です。
    • 2025年は新しく7200系の2連が登場することで「労働環境」が改善されるのか注目されます。
       
  • 【3位】7200F 258.5日(+7.5)
    • 2023年に続いて7200Fが4連の中でトップ!!
      大阪・関西万博ラッピング電車に選定されたことで注目度・運用機会ともに高まっています。
       
  • 【4位】7202F 244.5日(+14.5)
    【5位】7201F 236.5日
    (+15.5)
    • 続いたのは7200系の7202Fと7201F。
    • いずれもVVVFインバータ制御で、省エネ性能が高い車両となっています。
      3位の7200Fともども、走らせる日数が多いほど能勢電鉄さんの電力負担が軽くなります。
    • 7201Fは風鈴電車で活躍しただけでなく、
      スナック夢幻鉄道×2音灯りプレイベントとよのサイダー電車……
      と、集計対象に含まれないイベント列車に抜擢されまくりの2024年でした。
       
  • 【6位】5108F 226.5日(+16.5)
    • この「ノセデンダービー」企画を始めてから、
      5編成いる5100系4連の中でなぜかトップの稼働率を誇り続ける5108F。
      今回も無事に5編成中トップとなりました。なぜだ!
    • 『トムとジェリー』HMで注目度が高かったのに加え、
      塗油器を装備することから山妙代走に入る機会も多くなっています。
       
  • 【7位】5136F 221.5日(+3.5)
    • ここらへんが平均値。
      2024年は各編成ともヘッドマークだらけでしたが、
      意外にも当編成は「祇園祭」「もみじ」のみでした。
       
  • 【8位】1757F 211日(-22.0)
    • 2023年は110周年記念号で大忙しだった1757Fは、
      バリアフリー未対応なこともあり活躍の機会が減少。
    • 最後の重要部検査で1か月離脱したことも拍車をかけています。
    • それでも当編成を目当てに全国から鉄道ファンが訪れる『レジェンド』
      2025年2月のダイヤ改正で運用減となっても予備増となったのか、引き続き活躍できそうです。
       
  • 【9位】5148F 202.5日(±0.0)
    【10位】5146F 201日
    (+3.5)
    • 2024年も省エネ性能で無い5100系は
      稼働率が一部編成(特に2連)に偏っている印象です。
    • 5148Fはなんと前回(2023年)と同日数の結果になりました。
       
  • 【11位】5138F 181.5日(-22.0)
    • 上の46・48以上に出番が少なかったのが当編成。
      2024年は全般重要部検査があったことでさらに前半の活躍機会が少なかった印象です。
    • それでも後半は川西市制70周年の装飾をまとい、年末まで川西市民に笑顔を届け続けました。
       
  • 【12位】1755F 88日(-84.0)
    • 2024年はいよいよ動く機会が少なくレアキャラになっているのが1755Fでした。
      残り2編成になった「レジェンド」の片翼でありながら、
      1757Fとは対照的にスポットライトが当たる機会が2024年も少なめ。
      (7月に至っては1日も営業運転に入らず……)
    • そんな1755Fは、いよいよ2025年の初夏に検切れを迎えます。
      7210F/7211Fが動けるようになるまで時間を稼ぐように、
      夏季を中心に書類上は休車にして延命(検査期限を延長)するフェーズに入っています。涙
       

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ちなみに特急は

前回(昨年)につづいて!!

平日の朝夕ラッシュに『特急日生エクスプレス』として
能勢電鉄線内に入ってくる阪急の8両編成についても、
全記録が残っているのでカウントしてみました。

こちらはランキング形式ではなく、
能勢電鉄線内に入った回数の列挙のみとなります。
数が多く感じるのは、朝夕とも入線した日はとカウントしているためです。
(イベント列車や非公開試運転は除きます)

  • 6002F:0往復
  • 8004F:278往復(Memorial 8000)
  • 8005F:242往復
  • 8006F:247往復
  • 8007F:249往復
  • 1001F:286往復(4月までSDGsトレイン、8月からトムとジェリー号)
  • 1003F:261往復
  • 1004F:302往復(3月までちいかわ号)
  • 1006F:269往復
  • 1009F:266往復(大阪・関西万博ラッピング)
  • 1012F:137往復
  • 1013F:261往復(4月からSDGsトレイン)
  • 1015F:229往復
  • 1018F:284往復
     

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関連記事

ここまでお付き合い頂き、ありがとうございました。

今回は第4回です。
過去のノセデンダービーの結果はこちらからどうぞ。



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(NOSE KNITs – のせでん沿線の魅力紹介WordPress)

 
鉄道コム


【直近の鉄道イベント情報】

Tetsudo.comより)


 

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