【阪急バス】1日乗車券が出る!ので廃止前に行っておきたい最果てランキング(※2026年版)

宝塚市,川西市,沿線コラム,猪名川町,豊能町


目次



前置き

<前回の記事>

 
阪急のキャラクターコラボで例年発売されている1日乗車券。

2024年からは「阪急版」「能勢版」
それぞれの乗り放題エリアに阪急バスが追加されました。
(※深夜バスや一部コミュニティバスは対象外)

そう!大人でも使える!
夢の阪急バス1日乗車券!
単に乗るだけだとバス代むっちゃかかるけどコレなら無敵!!

ということで、2024年からテーマを決めて特集記事を組んできました。

 
<2024年のテーマ>
早朝から深夜まで、コスパ最重視でひたすら乗り倒したら何回ぐらい乗車できてどれぐらい節約できるのか?

<2025年のテーマ>
カービィとコラボのバス停を1日でコンプしよう!ついでにラッピングバスとのツーショットも全部狙おう!

 
そんな中で、今年も
「おさるのジョージ×阪急電車」コラボの
阪急電車・阪急バス全線1日乗車券が発売されています!
 

<公式情報>
「おさるのジョージ×阪急電車」ラッピングバスの運行&バス停の装飾などを実施!|阪急バス

<DATA>

  • 発売・有効期間:
    • 2026年8月4日(火)~11月9日(月)
  • 発売金額(税込):
    • 【阪急版】大人1,400円、小児700円
    • 【能勢版】大人1,800円、小児900円
  • 発売場所:スルッとQRtto Webページ
  • 有効区間:
    • 【阪急版】阪急電車全線(神戸高速線を除く)
       阪急バス全線(※深夜バス・コミュニティバスなど一部路線を除く)
    • 【能勢版】能勢電車全線および【阪急版】の有効区間
    • ※利用不可エリア:長岡京市はっぴぃバス、向日市ぐるっとむこうバス、箕面市オレンジゆずるバス、吹田市すいすいバス、西宮市さくらやまなみバス、猪名川町ふれあいバス、清荒神線、市立吹田サッカースタジアム線、宝塚すみれ墓苑線、長尾山霊園線、その他催事輸送
  • オリジナルフォトカード引換場所:
    • 【阪急版】阪急電鉄ごあんないカウンター、阪急ツーリスト大阪・梅田、阪急京都観光案内所・河原町
    • 【能勢版】川西能勢口ごあんないカウンター、山下駅および【阪急版】の各所
  • 有効期限中のお好きな1日、お1人様に限り、有効区間が乗り降り自由

 
今年から最大の変更点として、
磁気券が廃止されて「スルッとQRtto」のQR乗車券に変わっています。

これも良し悪しで、以下のメリットとデメリットが。
個人的にはデメリットの方が大きい気がするんですが、皆様は実際どうなんでしょうか。

  • <メリット>
    • 駅や案内所に行かなくても、いつでもどこでも購入できるようになった。
    • 最初に鉄道駅の改札機を通して日付を印字しておく必要がなくなり、鉄道利用前のバス利用が可能になった。
      (購入後にアプリ側で利用開始すれば、その日1日利用可能)
       
  • <デメリット>
    • 支払方法がクレジットカード決済のみになった。
      (デビットカードも使えますが、子供が購入するハードルが物凄く上がりました。大人が代理購入して子供に分配する仕組みはありますが、それぞれスマートフォンとスルッとQRttoアプリが必要。)
    • (そもそもQR乗車券全体の話ですが)
      改札機を通る際にスマホの対象画面を表示しておくのに慣れる必要がある。
    • 乗車券本体を記念に取っておくことができなくなった。
      (時代の流れ……!その代わりがオリジナルフォトカードです)
    • そのオリジナルフォトカードの引換も、利用当日にしかできない
      引き換えるの忘れてた……!! by筆者)
    • スルッとQRttoの仕様上、8月9日までに購入したチケットは有効期限3ヶ月以内。

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ランキング発表!

前置きが長くなりましたが、
ここからタイトルの『1日乗車券で廃止前に行っておきたい最果て』をご紹介していきます。

近年の阪急バスといえば、
赤字や運転士不足が原因で路線の減便や廃止が相次いでいるところ。

実際に、2024年の記事公開から
現在までの2年間で以下の路線や系統が無くなっています。

  • 満願寺線 151系統(阪急川西能勢口駅⇒阪急池田駅)
  • 桃源台線 70系統(JR伊丹~伊丹中央~伊丹営業所)
  • 池田市内線 9系統(阪急石橋北口⇒光明公園前⇒阪急池田駅)
  • 東能勢線 126系統(牧~余野 間)
  • 忍頂寺車作線 139系統(銭原~余野 間)
  • 大原野線 66系統(JR向日町駅~阪急東向日駅~善峯寺)
  • 長岡京線 80・82系統(JR山崎駅~阪急大山崎~JR長岡京~阪急東向日駅)
  • うめぐるバス(梅田を周遊、1日乗車券では利用不可だった)
  • etc…
    (これでも停留所廃止を伴うもののみ記載)
     

そこで今回は、
直近に廃止が決定済みor決定しそうな区間で
1日乗車券で名残り乗車しておきたいルートを
ベスト5のランキング形式でご紹介します。
(※ランキングは筆者の独断と偏見です。)

ジョージのバス関連記事なのに、今年もジョージのバスに乗るタイプの記事じゃないです><

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第1位:武田尾線 31系統

堂々(?)の第1位は武田尾線。
宝塚市北部を運行する路線ですが、
2026年9月30日を最後に阪急バスの撤退が既に決まっています

武田尾線、長尾山霊園線の廃止について(阪急バスHP)

廃止予定エリア

廃止されるのは武田尾線全線ですが、
その中でも今回特にプッシュしたいのがこの31系統。

武田尾線は2022年4月から猪名川営業所が担当。
そのため営業所(パークタウン中央)から
上佐曽利かみさそり方面へは、入出庫のため回送が1日数本走っています。
そのうち社会実験的に平日1往復のみ旅客化したのがこの31系統。
武田尾線の上佐曽利から宝塚市切畑やパークタウン中央を経由し、日生中央駅へと至ります。

阪急バスの撤退後は宝塚市が代替交通を試験運行予定。
北部地域(西谷地域)における移動手段導入のための試験運行の実施について(宝塚市HP)
しかし日生中央方面は宝塚市域ではないため、代替交通のルートから外れています。


<DATA>

  • 運行時刻(※平日1往復のみ)
    • 東行き=上佐曽利09:15~日生中央駅09:58
    • 西行き=日生中央駅16:17~上佐曽利17:04
  • 運賃:通し乗車の場合、片道920円
  • 最終運行:2026/09/30(水)
  • 備考:
    • 午前の日生中央駅ゆきはJR武田尾駅(08:38発)から上佐曽利ゆきの折り返し。
    • 午後の上佐曽利ゆきは折り返しJR武田尾駅方面へ運行(17:50着)。
    • 上佐曽利⇔JR武田尾駅は片道550円。

なお、同時に廃止がアナウンスされている
「長尾山霊園線」(30系統)は、
1日乗車券のエリア外のため今回のランキング外です。
(運行日限定で、残すところ2026/09/21~23・27のみの運行とのこと)
市営長尾山霊園のご案内(宝塚市HP)

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実際に乗ってきた!

武田尾線の先述のルートを、
実際に1日乗車券を使って乗ってきました。

JRで川西池田駅から武田尾駅に移動し、
「JR武田尾駅」を8:38発のバスに乗り込みます。
(注:快速や丹波路快速は、武田尾駅を通過します。)

道中は10名弱が乗車されていましたが、
1人また1人と、目的地の最寄りで降りていきます。

阪急沿線おしらべ係の
『阪急バスのユニークなバス停名の由来にせまる!』
でも取り上げられた、
中の人でも名前の由来が分からないという謎のバス停『よろづや』もココ。

上佐曽利に到着。
宝塚ダリア園の目の前です。

<宝塚にもダリア園が?>
おとなり川西市の周辺に住んでいると馴染みが薄いですが、こちらの宝塚ダリア園は1983年開園。
2005年開園~2025年の営業を最後に閉園した黒川ダリア園より長い歴史を誇ります。
またダリアのルーツも全く異なり、川西市が山形県川西町から友好の証として贈られた球根を黒川の地で育てたのが始まりなのに対し、宝塚市の佐曽利地域では戦前からダリアが栽培されていました。

 
ここで10分停車ののち、折り返して日生中央駅へと向かいます。
筆者以外の乗客は、武田尾駅から同様の趣味者と思われる方が1名のみ。

途中で1名乗ってこられましたが、
猪名川町方面への移動の確保という点ではちょっと採算が取れそうに無い……
(猪名川営業所への回送を旅客化している都合、空気輸送でもいい気はしないでもないですが)

日生中央駅に到着。
すぐ回送に変わって撮りそびれましたが、
猪名川町域では行先のLEDが
『31【直行】日生中央駅』の表示になっていました。

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第2位:忍頂寺車作線 81系統

お次は豊能町。
豊能町東地区の中心・余野からは
池田市・箕面市・茨木市の各方面へ向かうバスがあります。
が、そのうちJR茨木や阪急茨木市に直通する系統が2027年春で廃止予定との資料が出ています。

令和8年度 第1回茨木市地域公共交通会議/茨木市HP
(資料5 山間部の交通検討について)

廃止予定エリア(赤で囲ったうち、24系統を除く部分)

この系統は豊能・茨木営業所の共同運行。
中川原南口(茨木営業所至近)発着便を除くと
平日・土休日とも3~4往復の便がありますが、余野発は朝の1本のみ。
(余野着の便は無く、北行きは全て希望ヶ丘東どまり)

茨木市側では代替のコミュニティバス整備の方針を策定中の模様。
しかし豊能町側ではまだ対策検討のステージに立ててすらいません。
彩都西駅や箕面萱野駅へ行ける24系統が残ればいいのか?!

そんな余野発の便ですが、ここまで紹介しておいて
遠方から通しで乗る手段はありません
(平日の忍頂寺6:51発の始発便がジョージのラッピングバスですが、同様にたどり着く手段がありません。)

そのため下記の<DATA>のリンク先は、
余野付近で野宿する前提で記載しています(((
※付近に駐車場も無し……誰かに送迎してもらえるならベスト。
※当然野宿する場合は1日乗車券が分断されます。
※あと熊など野生動物にも注意!!


<DATA>

  • 運行時刻(※余野発は1日1本のみ)
    • 平 日=余野07:29~JR茨木08:33~阪急茨木市08:44
    • 土休日=余野08:15~JR茨木09:19~阪急茨木市09:29
  • 運賃:通し乗車の場合、片道940円
  • 最終運行:2027/03/31(水)予定?
  • 備考1:通し乗車を諦める場合、大阪モノレール彩都西駅から「彩都あかね3」あたりまで歩いて、そこから乗車するのが最も現実的?
  • 備考2:土休日は阪急池田駅からの始発に乗ると余野8:15着となっているが、乗り換え0分のため、おそらく渋滞とかに巻き込まれて接続は不可。

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第3位:忍頂寺車作線 139系統・89/90系統

第2位に続けて忍頂寺車作線より。
139系統・89/90系統いずれも、
平日かつ登校日のみ運行される通学バスの区間があります。

これらも先述の2027年春で廃止予定の区間に入っており、
以降はコミュニティバスに転換されると考えられます。

廃止予定エリア(赤で囲ったうち、24系統を除く部分)

こちらは特殊な方法(送迎や野宿)を使わず
1日乗車券で乗りに行ける分、まだ先ほどの81系統よりも現実的。
ただし平日登校日のみ運行なところがシビアです。
また139系統と89/90系統を同日にこなすことは不可能です。


<DATA>

(改行している所はそれぞれ乗り継ぎ)

  • 139系統 乗車プラン(※平日登校日のみ)
    • [81]阪急茨木市駅13:46~忍頂寺14:37着
    • [139]忍頂寺15:42~銭原15:52着
    • (↓徒歩約40分)
    • [26]希望ケ丘三丁目17:34~阪急池田駅18:25着
  • 89/90系統 乗車プラン(※平日登校日のみ)
    • [77]JR茨木14:47~安威南口15:11着
    • [89]安威南口15:28~車作15:51着
      (ここは乗り継ぎ不要)
      [90]車作16:00~上音羽16:25着
    • [24]上音羽16:46~余野16:58着
    • [26]余野17:42~阪急池田駅18:25着
  • 最終運行:2027年3月の終業式まで?
  • 備考:
    • 運賃はリンク先の乗換案内図を参照。
    • 139系統は午前の便(銭原07:28発)もあるが、接続の足が無いため送迎または野宿が必要。
      (上音羽から徒歩約30分)

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第4位:大原野線 63系統

こちらは京都府エリア。

大山崎営業所の大原野おおはらの線63系統は、
JR向日町駅から阪急東向日駅を経由し、
京都市西京区の住宅を抜けて洛西バスターミナルへと至る路線です。

洛西バスターミナルは、約2万人が暮らす洛西ニュータウンの中心地。
しかし当初計画されていた鉄道延伸が頓挫したり、メイン交通は京都市バス(阪急洛西口駅・JR桂川駅方面)だったり、そんな中で東向日駅へ行くバスの需要減少と運転士不足が限界に達したものと思われます。
京都市西京区にあるニュータウンで、またバス路線が廃止へ 撤退が続く背景とは(京都新聞)

洛西バスターミナルまで運行する阪急バスは1日わずか3往復。
それに対して京都市バスの本数は圧倒的に多く、廃止もやむなしなのかもしれません。

廃止予定エリア(赤で囲った部分)


<DATA>

  • 運行時刻(平日・土休日共通)
    • JR向日町駅10:20⇒阪急東向日駅10:27⇒⇒10:59洛西バスターミナル
      洛西バスターミナル11:03⇒⇒阪急東向日駅11:38⇒JR向日町駅11:42
      (JR向日町駅12:20発・14:20発の便もあり)
  • 運賃:片道290円、往復580円
  • 最終運行:2027/03/31(水)予定?
  • 備考:
    • 通し運行は1日3往復だが、JR向日町駅~南春日町の区間便は1日6~9本あり。

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第5位:西能勢線 76系統

最後は直近で無くなる!という路線ではありませんが。

こちらも第1位と同じ猪名川営業所。
西能勢線は能勢電鉄の山下駅から能勢町方面へ向かう路線です。

山下駅⇔猪名川営業所の区間は
1日数本の回送が走っていますが、
免許維持路線的に土休日の1本のみ
『山下駅⇒日生中央駅』という謎の便が運行されています。

元々この76系統は
『山下駅⇒日生中央駅~紫合~上阿古谷~森上~能勢町宿野』
という路線でしたが、2020年5月から
チョイソコいながわの実証運行開始に伴って日生中央以西が休止中。
当時のリリースのアーカイブPDF

今のところはまだ安泰ですが、
(免許維持路線に安泰なんて概念はあるのか)
営業所再編などがあれば呆気なく消える可能性は十分にあります。

まだ廃止予定じゃないけど免許維持路線になっているエリア(赤で囲った76系統の部分)


<DATA>

  • 運行時刻(※土休日1本のみ)
    • 山下駅9:05⇒山下9:07⇒山下本町9:08⇒一庫9:09⇒日生中央駅9:12
  • 運賃:片道200円
    (※能勢電より20円安い)
  • 最終運行:今のところ未定(運行継続中)

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編集後記

どこも大減便・大廃線時代……!

(1日乗車券とはいえ)少しでも乗って食い止めたいところ!

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関連リンク

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(NOSE KNITs – のせでん沿線の魅力紹介WordPress)

 
鉄道コム


【直近の鉄道イベント情報】

Tetsudo.comより)


 

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