【さよなら】能勢電鉄1755F 引退~廃車陸送






【目次】
元阪急車では歴代最長の34年弱を完走――
【おことわり】
本記事には、車両の部品取りや廃車作業といった
鉄道ファンにとってはショッキングな写真が多く含まれています。
(というか、99%それしかありません)
「鉄路を駆ける雄姿のままで記憶を止めたい……」
「色々外された無残な姿は見たくない……」
といった方は回れ右でお願いいたします。
【運用終了まで】(~2025/04/26)
2025年3月に7200系の2両編成「茜音」「藍彩」がデビュー。
先のダイヤ改正で2連の予備が増えた裏で
4連は1運用減となっており、
検査期限を間近に控えた1755Fは引退秒読みに。
1つ前の改正(2022年末)以降は出番が減少し、
2024年は休車で検査期限を延ばすことも多かった同編成ですが、
最後の検査通過となった1757Fとともに花道が用意されていました。
『Legend1700』ヘッドマーク&車内装飾。
『勇退』ヘッドマーク&車内装飾。
阪急時代の姿を再現した思い出作り撮影会。
そして迎えた最後のレールウェイフェスティバルは
『1700系まつり』の副題をつけられ、
事実上のさよなら運転となるイベント列車『レールウェイ号』にも充当されました。












<関連記事>
【部品取り】(2025/05/07~09)
レールウェイ号で引退の花道を駆け抜けた1755Fは、
週明けには平野工場へ。
GWを挟んで5月7日から、今までの引退編成が歩んだのと同じように部品取りへ……
今回は撮り鉄対策か、工場の扉を閉めたまま外部から見えないように実施されました。


【廃車陸送】(2025/05/12~16)
今回の廃車陸送を担当するのは
前回1756F・1754Fの時と同じ『藤田企業』さん。
それより前の深夜陸送とは異なり、
「車体を2つに切断した上でブルーシートをかけて日中に1両ずつ陸送」
というスタイルは前回と同じ。
(このあたりの画像は1756F陸送の記事をご参照ください。)
しかし1756F・1754Fの時とは
スケジュールが若干異なっていたようです。
(以前は慣れないルートとかもあって予備日をもたせていた説?)
今回は追っかける為の休みを取るでもなく、
平野からのお別れのみです。
<2025/05/12夜~13朝> ※1755最後の朝
床下機器や冷房など荒物の一部は12日の日中に搬出した模様。


62年を完走して鉄路を降りた大先輩に、後輩達が総出で別れを告げる――
— nirvash@Nose KNITs (@FR_nirvash) May 12, 2025
たまにはこんな #反射鉄 もいかがでしょうか。😢 pic.twitter.com/5TBYq6DDcu
<2025/05/13夜~14朝> ※1735最後の朝




<2025/05/14夜~15朝> ※1785最後の朝
2月にデビューした阪急の新2000系2000Fは
5月2日より能勢電鉄への乗り入れを開始。
しかし時既に遅く1755Fは引退済みで、
試運転を除く能勢線内での対面は5/14夜・5/15朝夜のみとなりました。




本日の朝練より。
— nirvash@Nose KNITs (@FR_nirvash) May 14, 2025
新入り新2000系と去りゆく初代2000系列の組み合わせ……😢
(そこ2021系やんって言わないで)
阪急2021系時代は隣同士で走っていた2027と2078の最期の対話も😢 pic.twitter.com/5FrhV9ea52
<2025/05/15夜~16朝> ※1705最後の朝




さようなら・・・
<DATA>
- c#1755 … 2025/05/13 陸送
- c#1735 … 2025/05/14 陸送
- c#1785 … 2025/05/15 陸送
- c#1705 … 2025/05/16 陸送
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(NOSE KNITs – のせでん沿線の魅力紹介WordPress)

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(Tetsudo.comより)
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