【猪名川町】たまごパックの誕生秘話がマンガ化!!

沿線コラム,沿線ニュース,猪名川町

目次


前置き

たまごパック。
スーパー等でよく見かける、あの「卵」を包んで保護しているプラ容器です。

実はこの「たまごパック」は猪名川町が発祥で、
2022年には町内に「たまごパック誕生の地」記念碑が完成。
最近ではのせでんハイキングでも猪名川町を歩くコースではしばしばルートに入っています。

11月25日開催の下見報告|ハイキングブログ|のせでんハイキング|おでかけ・沿線情報|のせでん【能勢電鉄】

そのたまごパックを開発した
加茂 守さん(1934~2020)の伝記マンガが
「B&G財団」と猪名川町のタッグによって完成しました。

B&G財団とは競艇の収益を財源としている団体ですが、
猪名川町の方にとっては日生中央駅前の「B&G海洋センター」の運営としておなじみの存在かもしれません。

 



たまごパックと加茂さん

加茂守(かも まもる)は、昭和9年に兵庫県中谷村(現猪名川町)で生まれました。
高校卒業後、電線会社に就職し入社10年で独立。
当時新素材として注目されだしたプラスチック製品の販売を始めました。
製品を販売するだけでなく取引先の様々な要望に応え続け、
今や誰もが知るあのたまごパックを開発します。
食品の物流に大きく貢献した「ふるさとの偉人」です。

B&G財団の「マンガふるさとの偉人」紹介ページより

今回の伝記マンガは、B&G財団による
海洋センター所在自治体の「郷土の偉人を紹介するマンガ」。
地元小中学校等での活用を通じた社会貢献活動の一環となっています。

作中では加茂さんの幼少期から、
就職・独立・たまごパックの発明を経て、
その後の猪名川町への社会貢献についても丁寧に描かれています。

表紙や解説も入れると全99ページ
無料で読める伝記マンガとしては超大ボリュームです。

取材や制作は京都精華大学の
京都国際マンガミュージアム事業推進室」さんとなっており、
作画は漫画家で同大学出身の青柳恵太さんとなっています。

 



マンガを読むには

刊行された冊子は助成事業で印刷されており、一般販売はされていません。
猪名川町立図書館、及び日生図書室で読むことができます。

また、Web版はこちらのリンクから読むことができます。

マンガふるさとの偉人「たまごパック生みの親 加茂守」の完成について(猪名川町HP)

たまごパックの生みの親 加茂守(B&G財団サイト内 直リンク)

「マンガふるさとの偉人」紹介ページ(B&G財団)

 



関連リンク

 




(NOSE KNITs – 能勢電鉄と沿線を応援するサイト!)

鉄道コム

 

ランダム記事表示ボタン