【Osaka Metro】ありがとう10系・10A系電車

鉄道コラム

 

普段はのせでん(能勢電鉄)の沿線情報を鉄道ファン目線でお届けする
本WordPressですが、たまにはのせでん以外の鉄道の話題も書きます。

今回は大阪メトロ。
大阪市交通局~Osaka Metroの御堂筋線で活躍した「10系・10A系」電車が2022年7月4日をもってすべての営業運転を終了しました。

小さい頃に読んだ子供向けの電車図鑑では
「ちかてつ みどうすじせん」のページを写真やイラストで彩っていた10系車両。

そこに描かれていたのは1115や1119で、
当時は子供心に「ゾロ目の『1111』もあるのかな?」なんて思いを馳せたものです。
その頃は新20系も登場していましたが、それでもなお大阪の地下鉄の顔でした。

本記事では、そんな10系・10A系車両を
幼いフィルムカメラを持ちたての頃からの写真で振り返ります。

 


フィルムカメラ時代。

撮っていた写真は阪急やフルーツ牛乳の能勢電が大半でしたが、未更新の10系車両もいくつか撮っていました。
当時はフィルム代だけでなく現像にもお小遣いがかかるので、撮影そのものがなかなか敷居の高いものでした。


コンデジ時代から汚写真ばかりですがアレコレ。
ダイヤ改正で消える梅田行きの最終便も撮りに行きました。


淀屋橋駅の漫画広告にも描かれていた10系車両。

1114Fからリニューアルで設置されたポールは着席定員向上に大きく貢献。


10系・10A系が消えると車内案内LEDの「矢印」が付いた開く扉の案内も見納めです。


大阪市交通局の民営化を前に、1113F・1116F・1122Fにヘッドマークが掲出。

 

こちらは大阪市交通局の公式写真ですが、
『大阪と、走ってきた。』というキャッチコピーが泣かせるカットでは1119Fが主役になっていました。


一眼を持った最近のカットより。
1110Fは民営化直前に引退しました。


10系車両の廃品の一部は
ホワイティ梅田の最果てにあるアート作品「いのちの木」としてこれからも残ります。


リニューアルされた&ホームドア未設置の中津駅との絡みはごく短期間。


2022年6月、最後まで残った1126Fに引退ヘッドマークが掲出。

 

そして7月4日の夜に・・・


 

製造期間は1973年~1989年の長きにわたり、
その間でも様々な変化を見せてきた形式でした。
1989年って、能勢電7200系よりも車齢では新しいのにな・・・

長い間、お疲れさまでした。

 


(NOSE KNITs – のせでん沿線の魅力紹介WordPress)

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