【さよなら】能勢電鉄1754F 引退~廃車陸送

能勢電ニュース

 

【目次】

 

能勢電鉄の古豪がまた1編成、静かに引退。

 

【おことわり】

本記事には、車両の部品取りや廃車作業といった
鉄道ファンにとってはショッキングな写真が多く含まれています。
(というか、99%それしかありません)

「鉄路を駆ける雄姿のままで記憶を止めたい……」
「色々外された無残な姿は見たくない……」

といった方は回れ右でお願いいたします。

 



【運用終了まで】(~2022/12/16)

2022年10月にダイヤ改正が発表され、
それに伴って1756Fと共に引退が発表された1754F。

車検の期限は1年以上あったものの1755F・1757Fよりは短く、
また唯一ATS未更新だったこともあり今回の引退という運びになりました。

また、種車となる阪急2000系のトップナンバー
『2000』号車を中間の1734に擁していました。
還暦を過ぎてなお整備状態も良く、大きな故障もなく役目を果たしました。

(※画像クリックで拡大表示や保存ができます。)

 


 
【疎開~部品取り】(2023/01/25~30)

公式サイトの予告通り2022年12月12日に営業運転を終了。
12月16日には、社員さんに見送られながら阪急の平井車庫へと疎開回送されました。


(※画像クリックで拡大表示や保存ができます。)

 

そして年が明けて忘れられたころ1月25日、
平井車庫から能勢電の平野へ帰還。
そのまま平野車庫を経由せず、直接平野工場へ取り込まれました。

翌日からは部品取りが開始。
公式YouTubeでも紹介された『名車復活2000系』の姿を一瞬みせたあと、
前月の1756Fと同様に見る影もなくなっていきました。

(※画像クリックで拡大表示や保存ができます。)

 



【廃車陸送】(2023/01/31~02/04)

今回の廃車陸送を担当するのは1756Fの時と同じ『藤田企業』さん。

「車体を2つに切断した上でブルーシートをかけて日中陸送」
「6日間体制で、1/4日目に床下撤去、2~3/5~6日目に陸送」
といった流れは1756Fの廃車陸送時の流れと同じ。
(このあたりの画像は1756Fの記事をご参照ください。)

ここで深夜陸送だと、自作の『競技』ヘッドマークを取り付けた乗用車数台に追い回されていたのかもしれません。

<2023/01/30夜~31朝> ※1754最後の朝

 

<2023/01/31夜~02/01朝> ※1734最後の朝

 

<2023/02/01夜~03朝> ※1784最後の朝

 

<2023/02/03夜~04> ※1704最後の朝

 
土曜日ということもあったので、
今回は電車とバスを乗り継ぎ解体場まで見送りに行ってみました。

1756Fの時よりかなり陸送時間が早く到着時には車体は搬入済み……でしたが、
後から運ばれてきた台車や、前日までに解体された残骸(ウグイス色は大和路線201系?)の
姿も見ることができました。

さようなら・・・

 

<DATA>

  • c#1754 … 2023/01/31 陸送(阪急2100系として製造された車両が全廃)
  • c#1734 … 2023/02/01 陸送(阪急「2000」号車として製造された車両が廃車)
  • c#1784 … 2023/02/03 陸送(阪急2000系として製造された中間付随車が全廃)
  • c#1704 … 2023/02/04 陸送

 



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