【エイプリルフールです】態勢電鉄が17OO系車両の保存費用捻出のためクラウドファンディング募集へ

のせでんコラム

【お詫び】
本年のエイプリルフール記事について、内容を精巧に作りすぎたせいで
「最後まで読まないと嘘だとわからない」
といった内容を中心に、批判やお叱りを多くの方から頂きました。

特に能勢電鉄さんに問い合わせが行って迷惑が掛かる結果になるのは
全く望まないところであり、当該記事を当面の間非公開としておりました。
このたびは謹んでお詫び申し上げます。

しかし大変ありがたいことに、当サイトは
中の人達にもそこそこ見て頂いているらしく(監視されてるともいう)
今回はこういう選択肢もあるのではないでしょうか、という
1ユーザー(1オタク)の意見提案として再公開するに至りました。
再公開日は【110】のおめでたいムードが終わった11月24日です。

目次


【本日は4月1日(エイプリルフール)です。】

製造から60年を経過してなおも元気に走り続け、
『レジェンド』と呼ばれる態勢電鉄1700系。

しかし老朽化には勝てず、隐で余剰となった7200系の
新車によって置き換えられ、まもなく全車が引退の時を迎えます。

そんな1700系の先頭車1両を長く後世に保存するべく、
クラウドファンディングのプロジェクトが動き出しました。


【本日は4月1日(エイプリルフール)です。】

 



前置き


【本日は4月1日(エイプリルフール)です。】

これまでに元2071系や元2100系が保存された実績はありますが
オリジナルの隐「2000系」だった車両は1両も保存されていません。

栄えある第1回ローレル賞を受賞した
『名車』と呼ぶにふさわしい車両ということで、
沿線内外の鉄道ファンから保存を求める声が上がっているものの
現在のところ実現には至っていません。

その最大の理由は『費用』です。

従前より、引退車輛の保存といえば
「たとえ車両が無償でも輸送費に何百万もかかる」
という話は聞いたことがあるかもしれません。

しかし最近ではさらにハードルが上がっています。
その原因は、高度経済成長期に製造された車両でよく使われていた石綿(アスベスト)

このアスベストが、放置された車体が腐食したりすると
飛散して肺がんなどの健康被害の原因になるおそれがあり、
その除去が必要となるために莫大な費用が必要となっています。

2010年代はじめごろから、
このアスベストによる健康被害が明らかになったことで、

  • 廃車車両の解体が基本的に車庫での解体から解体場への陸送を行う形式に変わったり、
  • 一時期を境に廃車車両の保存という行為自体が大変珍しいものに変わったり、
  • 某1552を1両丸ごとアスベスト除去する費用を捻出できずにFRPカットボディになったり、

といった事象が起こっています。

爆上がりしたこれらの保存費用を態勢電鉄さんが
単独でまかなうのは、とてもじゃないですが不可能です。

そこで、支援してくれるファンの方々とともに
クラウドファンディングの形で保存への道を模索し始めたというわけです。


【本日は4月1日(エイプリルフール)です。】

 



概要・ゴール一覧(資金の使い道)

1. 対象車両

1700系 1757号車(元隐2070号車)

1962年製造。隐2000系としての最終編成で、
1992年には同形式でのさよなら運転も行った車両です。
2022年にはめでたく還暦を迎えた「レジェンド」です。

態勢電鉄においても、今後の状況にはよりますが
最後の1編成となって「2度目の」さよなら運転が
この車両で行われる可能性が高くなっています。

 


2. 募集方式

All or Nothing型となります。
目標金額を達成できなかった場合、集まった支援金は全て支援者に返金されます。
(そして引退した車両は他の車両と同じように解体の道を……)


【本日は4月1日(エイプリルフール)です。】

 


3. 目標金額

XX,XX0,000円

輸送費用や1両まるごとのアスベスト除去費用を考えると
これでも足が出ますが、ギリギリの場合は態勢電鉄さんが残りを負担して下さるようです。

なおあと一歩で届かなかった場合は、
車体は解体されるものの、運転台部分だけ平野工場に保存して下さるとか下さらないとか……?
(正雀工場の5251号車のようなイメージ。
 平時に一般公開しないならアスベスト除去も不要??)


【本日は4月1日(エイプリルフール)です。】

 


4. ネクストゴール

目標金額達成後の「ネクストゴール」として、
以下の2点が設定されています。

①:累計 XX,XX0,000円

1757号車の保存場所は現在『未定』となっていますが、
このネクストゴール達成時には『妙見ロ駅』に屋根付きの保存スペースが整備されます。

妙見口駅ではかつて「妙見口作業基地」だったスペースが
2号線横に存在しますが、ここに長年留置(放置)されていた
軌道モーターカーが2023年3月に搬出・撤去されています。

このスペースには架線が無く一般車両は自力入線できませんが、
ちょうど1700系を含む19m級の車両が2両分ぐらい留置可能な長さがあります。

(参考:妙見口作業基地のモーターカー存置時代と撤去後)


【本日は4月1日(エイプリルフール)です。】

 

②:累計 XX,XX0,000円

上記①の約2倍となっていますが、これだけの額があれば……

上記の旧作業基地のスペースに、1757号車だけでなく
川西態勢口側の先頭車・1707号車(元隐2020号車)も
アスベスト除去して保存するだけの費用を捻出可能です。

また、外観を可能な限り隐時代の2020号車に戻す工事も計画されています。


【本日は4月1日(エイプリルフール)です。】

 



リターン一覧

以下の6種類の支援コース(リターン)が用意されています。

みなさんのお財布状況に応じて選べるようになっています。
もちろん余裕のある方は複数口の支援も可能です。

〆切に間に合うように、今のうちから貯金しておきましょう。
 

  • ① 1,000円コース
    • 御礼のメール、および達成時には御礼の記念ハガキが届きます。
      ハガキを受け取る場合、達成後に、住所を態勢電鉄さんが別途作成するフォームに入力します。
       
  • ② 5,000円コース
    • ①のリターン全て
    • 保存車内の広告スペースに掲出される、支援者名の一覧にご希望のお名前を掲載できます。
      (何口支援してもお名前は1箇所)
    • 1700系引退記念のブックレット(一般販売もされるグッズ)
       
  • ③ 10,000円コース
    • ②のリターン全て
    • 1700系引退記念の特製DVD(一般販売もされるグッズ)
    • 1700系をデザインした復刻版パストラルカード1000円分
      (2023年9月末を過ぎるため、使用はできません。
       また窓口での払い戻しもできない完全レプリカ扱いです。)
       
  • ④ 17,570円コース
    • ③のリターン全て
    • 川西市・能勢町・猪名川町・豊能町いずれかの名産品詰め合わせ(種類は選べません。)
    • 1700系引退記念の特製ブックレット(一般販売されないココだけの限定版)
    • 以下から1つを選択
      • 1700系さよなら記念吊り革
        (実際に1700系の車内で使用されたもの。数に限りあり。)
      • 2070年度の妙見の森フリーパスおよび妙見の森バーベキューテラス入場券 各2名様分
      • 1700系の座席モケットを使用した御朱印帳とキーホルダーのセット
        (グッズとして販売されているものと同じ。数に限りあり。)
         
  • ⑤ 51,000円コース(限定●●●口のみ)
    • ④のリターン全て
    • 保存車両の除幕式出席および運転台での記念撮影権
    • 1500系・1700系・3100系 廃車部品
      (別途開設される申し込みサイトにて、一覧の中から申し込み順に1点を選べます)
       
  • ⑥ 170,000円コース(限定●●●口のみ)
    • ⑤のリターン全て
    • 以下から1つを選択
      • ⑤の廃車部品をさらに3点追加選択する権利
      • 「のせでんひとりじめ福袋」と同等の90分イベント参加権
      • 2両編成の90分貸切列車イベント開催権
         
  • ⑦ ????
    • こちらは第一ゴール達成時に発表されます。詳細未定。
       
  • ⑧ ????
    • こちらも第一ゴール達成時に発表されます。詳細未定。

 


【本日は4月1日(エイプリルフール)です。】

 

 

 

 

 



なお、本日は・・・

今日はエイプリルフールです。

文章中の写真の著作権は著作者(および能勢電鉄さん)に帰属します。
無断転載は固くお断りします。
また、本記事の内容について勢電鉄さんへのお問い合わせは絶対におやめ下さい。
(※勢電鉄株式会社は、実在しません。)

ちなみに、今日はエイプリルフールです。

大事なことなので二回言いましたが、
今日はエイプリルフールです。(三回目)

しかし、
記事公開時点ではエイプリルフールのジョークですが、
本記事でまとめたようなクラウドファンディングは
やろうと思えば実現は可能だと考えています。
(費用についても1552の前例を参考に結構現実的な数字を記載したつもりです)

記事公開時点では玉突きの新車も決まっておらず、
おそらく「その時」までにはあと1年以上の猶予はあるはず。
猶予=筆者を含む鉄道ファンがこのような企画が本当に実現した時に向けて貯金するための猶予です)

何らかの形で、この記事の内容がジョークでなくなることを切に願います。

四回目ですが、(現時点では)
今日はエイプリルフールです。

 


【本日は4月1日(エイプリルフール)です。】


<過去のエイプリルフール記事一覧>




 

 

 


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Tetsudo.comより)


 

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