古の能勢電鉄ホームページを発掘する(前編:現在のドメイン期)

のせでんコラム


 

 【Nose KNITs 4周年記念企画】 


目次



前置き

『ウェイバックマシン』(Wayback Machine)は、
アメリカ・サンフランシスコの非営利団体である
『インターネットアーカイブ』(Internet Archive)
保存しているウェブサイトを閲覧できるサービスです。

インターネットアーカイブは、
1996年5月より世界中のウェブページを自動または手動で保存し続けています。
それを閲覧するためのウェブサイトがウェイバックマシンです。

ウェイバックマシンのアーカイブを見るには、
元のURLに『http://web.archive.org/web/●●/』を付加します。
●●の部分には年月日時分秒が入ります。省略すると最新のアーカイブが表示されます。

現存しない、どれだけ古いウェブサイトでも、
元のURLが正確にわかっていればアーカイブに残っている可能性があります。

能勢電鉄のホームページだって、
http://web.archive.org/web/https://noseden.hankyu.co.jp/
というURLをアドレスバーに入力すれば……

このとおり。
2005年4月頃に現在のURL
http(s)://noseden.hankyu.co.jp/
になってから、2024年9月現在までに
トップページだけで実に累計1,000件以上のアーカイブが保存されています。
(自動クロールされたものか、誰かが手動で保存したものかはわかりません)

またトップページ以外でも、リンク切れになった多くのページの内容を確認できます。
(例:オリジナル アーカイブ

今回はこの『能勢電鉄の昔のホームページ』
散策しながら、能勢電鉄ホームページの歴史を紐解いていきます。

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2019~2024年度

現在のホームページのデザインは
2019年4月に刷新されたものになっています。

このときレスポンシブ対応が行われ、
PCで閲覧した時とスマホで閲覧した時に
同一ページで見た目が最適化されるようになりました。
ハンバーガーメニュー( [≡] マーク)もこのとき追加されています。

トップページの変遷をたどると新着ニュースの見出しが変更されている程度ですが……
(たまに『明日のハイキングは開催します』告知が出ているアーカイブも)
その中身は、けっこうな変遷をたどっています。

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妙見の森

2023年12月に惜しまれつつも終了した妙見の森。
関連ページは現在すべて
「妙見の森」営業終了のお知らせ
にリダイレクトされてしまいますが、
ウェイバックマシンなら当時のURLさえわかれば当時の記載を偲ぶことができます。

(参照できるページの一例)

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卒業列車「祝電」

2021年より卒業シーズンに開催され、
今では名物の1つとなった卒業列車「祝電」
2023年からは特設ページが追加されましたが、
同じURLが使い回されているため、過去年度の祝電情報はウェイバックマシンで確認できます。

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鉄道部品オークション

ホームページ上で不定期に開催される
『鉄道部品オークション』
同じURLが使い回されています。
過去のオークションでどんな品が出たのかはウェイバックマシンで確認できます。

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その他あれこれ

他にもこんなものも・・・

当サイトではリンク切れしたページは
気付き次第ウェイバックマシンへのリンクに変更しています。
そのため、当サイトをよくご覧頂いている方には(ある意味)おなじみかもしれません。

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2012~2018年度

先代のホームページのデザインは2012年1月にリニューアル。
このトップページは覚えておられる方も多いのでは?

ページの左右にサイドバーがあり、
沿線のイベントや妙見の森・旬菜マルクトなど
今となっては懐かしい情報がページの左右に位置していました。

この頃は今ほど各種SNSが発達しておらず、
情報発信拠点としては公式Facebookや3種類のブログが使われていました。
(先述の「のせでんブログ」「ハイキングブログ」「妙見の森ブログ」。ハイキングのみ現存)

トップページを飾っていたバナー達。
当時はこんなイベントがあったなぁ……

 

(残っているページの一例)

なお、
2013~14年の開業100周年記念事業のページは、
2019年のデザイン刷新の対象外になっているため
2024年現在でも当時のままのデザインで見ることができます。

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2005~2011年

現在のURLになったのは2005年4月頃。

この頃は3100系がエースともてはやされ、
それ以外は1500系・1700系の天下でした。

ページの左にメニュー、右に新着情報が掲載されています。

(残っているページの一例)
拡張子が「html」じゃなくて「htm」なところに時代を感じます。

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編集後記

いかがだったでしょうか。

今回は覚えている人は覚えている、
懐かしいページのアーカイブを紹介してきました。

次回・後編ではインターネット黎明期、
『不適切にもほどがある!』と言わざるを得ない(?)
禁断の沼へと皆様をご招待します。
 

 

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(NOSE KNITs – のせでん沿線の魅力紹介WordPress)

 
鉄道コム


【直近の鉄道イベント情報】

Tetsudo.comより)


 

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