【のせでんダイヤ改正後】日生中央ゆき最終電車に乗って、妙見口方面へ帰るには?

のせでんコラム,沿線コラム,豊能町

目次


前置き

既報の通り、2022年12月17日のダイヤ改正では
のせでんの最終電車の時間がものすごく早まります。
 

<前回の記事>

 

この中で笹部~妙見口方面の利用者にとってインパクトがあるのは、

川西能勢口発の最終電車が日生中央ゆきになり、妙見口への接続も無い

という所ではないでしょうか。

 

<どれぐらい最終電車が早まるのか?>

  • 平日
    • 改正前は、大阪梅田 24:00発 → 川西能勢口 24:25
      (妙見口ゆき、山下で日生中央ゆきに接続)
    • 改正後(日生中央ゆき)は、大阪梅田 23:45発 → 川西能勢口 24:10
      (15分繰り上げ、山下で妙見口ゆきに接続なし)
    • 改正後(妙見口ゆき)は、大阪梅田 23:30発 → 川西能勢口 23:54
      (31分繰り上げ)
       
  • 土休日
    • 改正前は、大阪梅田 23:48発 → 川西能勢口 24:13
      (妙見口ゆき、山下で日生中央ゆきに接続)
    • 改正後(日生中央ゆき)は、大阪梅田 23:45発 → 川西能勢口 24:10
      (3分繰り上げ、山下で妙見口ゆきに接続なし
    • 改正後(妙見口ゆき)は、大阪梅田 23:20発 → 川西能勢口 23:50
      (23分繰り上げ)

それでも、

  • 「仕事や飲み会などで梅田を出る時間が遅れた……」
  • 「終電(最終連絡)に乗り遅れた……」
  • 「最終電車が早まるのを忘れて、いつもの時間で帰りの新幹線に乗ってしまった……」

といったパターンが発生する人は必ずおられるはず。
筆者「私だよ・・・!!!」

 

というわけで、本記事では妙見口ゆきの最終電車を逃し、
日生中央ゆきの最終電車に乗って、山下駅で降りてから
無事に光風台・ときわ台・妙見口方面まで帰る方法をご紹介します。

(※笹部駅が最寄りの方は、山下~笹部までの徒歩の地理を既にご存じかと思いますので本記事では割愛します)

 



本論(帰り道)

さて、最終の日生中央ゆきに乗って山下駅にやってきました。

(以下の各写真は22時頃の撮影ですが、そういう設定ということで以下読み進めて下さい)

とりあえず来られる所まで電車に乗って、
そこから歩こうと思って山下で降りたけど、

どうやって帰ろう。

 



①タクシーで帰る

山下駅を出るとバス停もあるロータリーになっていますが、
ここを右手に進むとタクシー乗り場があります。

筆者が確認してみたところ、最終電車の時間までは営業しているとのこと。
しんどい日はタクシーに乗って帰ってしまいましょう。

しかし最大の難点はもちろん、お値段

一の鳥居からR477を通って豊能町へ

目的地(自宅の場所)によりますが、
一の鳥居駅または一庫ダムを経由するルートになるため、走行距離がかなり伸びてしまいます。

およそ3,000円は見ておいた方がいいでしょう。
まだ平野駅からタクシーに乗る方が安くあがります。
(下記②の徒歩ルートと混合で、「第十公園前」バス停らへんまでタクシーというのが
 タクシー代も歩く距離も抑えられる現実的なラインかもしれません。)

それか川西能勢口のネカフェで泊まって朝帰りの方が安く・・・ムニャムニャ

 



②山下駅から歩いて帰る

というわけで、ここからは歩いて帰るルートをご紹介します。

目的地(自宅の場所)にもよりますが約3~4kmコース。
テキパキ歩けば1時間前後で帰り着くことができるでしょう。

これから解説しますが、ざっくりこんなルート

先ほどのタクシー乗り場から、さらに奥へと進んでいきます。

のせでんの日生線の高架をくぐって、さらに妙見線の高架もくぐって

 

この細い路地を進みます。

『通ってもいいの?私有地じゃないの?』

Googleマップ先生が「いい」って言ってるからいい。

 

路地を抜けると階段があるので上ります。

階段を上り切ったあと、後ろを振り返るとこんな眺め。

住宅街を抜けて、右折してからもう一度突き当たると東谷中学校の校舎が見えます。
ここを左折します。

複雑な路地を抜けるのが怖いor難しい場合は、
遠回りですが郵便局やサンディさんの前を通って東谷中学校まで出る道でもOKです。

 

さて、ここからは

ずーーーーーーーーーーーっと、まっすぐです。

厳密には最短距離ルートではないのですが、
『深夜に迷わない』
を主眼において歩く場合はひたすらまっすぐ(道なり)です。

Googleマップ先生が「まっすぐ」って言ってるからまっすぐ。

 

賴光寺さんの裏参道の看板を抜けてまっすぐ

 

1つ目の信号を抜けてまっすぐ

 

2つ目の信号(郵便局前)を抜けてまっすぐ

 

クリーニング屋さんの前を抜けてまっすぐ

 

「第八公園前」バス停を抜けてまっすぐ
このあたりから人家がまばらになっていきます。

 

ここで道が左カーブしているので、道なりに左へ曲がります。

 

ここからまっすぐ下り坂です。

 

「第十公園前」バス停の先に十字路が見えてきます。
この十字路も、左折でも右折でもなくまっすぐ直進。

 

このまままっすぐ進んでいくと、まばらだった人家がほとんど無くなり……
今度はひたすら登り坂。まだまっすぐ登り続けます。

 

こら筆者、星撮ってる場合じゃないよ!

まっすぐ坂を登りきると

 

光風台住宅地がコンバンワ!!!

ここで川西市と豊能町の府県境。

元々は急な段差で小中学生男子しか通らないような小さなガケになっていましたが、
2020年に歩行者・自転車が通れるように整備されました。

ここからは下り坂。

デイリーカナートの前まで出たら、この辺りにお住まいの方はもう家まで歩いて帰れるでしょう。

お疲れさまでした!!

(※光風台駅は谷底にあるため、駅前のほうまで歩く必要はありません。)

 



③畦野駅から歩いて帰る

実は、畦野駅で降りて歩いても道のり(歩く距離)や所要時間は同じぐらいです。

畦野駅から歩く場合は、国道から続く大通りを直進し、
平木谷公園を抜けてまっすぐまっすぐ歩いていくと、
クリーニング屋さんの交差点で先述のルートに合流(そこで右折)します。

 

なお・・・

自動車での移動が慣れていると一の鳥居駅で降りて国道477号をまっすぐ歩くのが最も早そうに感じますが、歩道も街灯も無い真っ暗な夜道が続くのでやめときましょう。
Googleマップ先生も徒歩ルートでは国道を経路に入れておらず、なにより危険です。

 



④日生中央駅から歩いて帰る

最後に、不運にも日生中央駅まで寝過ごしてしまった場合は・・・

目的地(自宅の場所)によって、
一庫ダム~新光風台~ときわ台の山道コース
山下駅前~大和団地コース(山下駅からは先述のルートと同じ)
のどちらが最短距離になるかが変わります。(下図)

こんな感じ。距離・・・!!!

目的地にもよりますが、
日付も変わった深夜に最低1時間半近くかけて6~7km以上のウォーキングをすることになります。

  • 光風台方面 ⇒ 山下経由
  • 新光風台方面⇒ 一庫ダム経由
  • 吉川方面  ⇒ 一庫ダム経由
  • ときわ台方面⇒ 一庫ダム経由
  • 東ときわ台・箕面森町方面 ⇒ 山下経由、または深夜バス利用(後述)

こーれは翌日に響きます。プチのせでんハイキング

うっかり日生中央まで行ってしまった場合は、
翌日が休みでぐっすり寝てられるとかでない限りはタクシーを呼んだ方が良いでしょう。

それか川西能勢口のネカフェで泊まって朝帰りの方が安く・・・ムニャムニャ

 



⑤千里中央駅からバスで帰る (裏技)※2022/11/11追記

<裏ワザ終了のお知らせ>
2024年3月23日の阪急バスダイヤ改正にて箕面森町方面への最終バスの時刻が早まるため、この裏技が使えるのは2024年3月22日までとなります。

 
<発動条件>
平日ダイヤであること
出発地が梅田・なんば・新大阪など、御堂筋線・北大阪急行線を利用できること

の2つの条件が揃う場合に限った高等テクニックです。

本記事の冒頭で、
平日の改正後(妙見口ゆき)は『大阪梅田 23:30発』(31分繰り上げ)
になると書きましたが、
Osaka Metro御堂筋線は2022年12月にダイヤ改正を実施しないので、最終電車の時刻はそのままです。

つまり、
梅田(御堂筋線) 23:56発 ⇒ 千里中央 24:18着 で、
阪急バスの箕面森町ゆき深夜バス(24:30発)に乗り換え
というルートがまだ利用可能です。

このルートであれば、

箕面森町まで阪急バスで帰ることができます。

ジョルダン時刻表のサイトを見るに、
終点『森町中央公園』に到着するのはなんと25時05分ホントに阪急バス?

バスを降りたら、豊能町内までは歩いて1kmほど。

東ときわ台エリアにお住まいの方だと、断然コチラの方が早いかもしれません。

千里中央駅で迷わないよう、
地下鉄(北大阪急行)⇒バス乗り場への乗り換えはこちらも参照ください。

 

<注意事項>

  • 深夜バスは運賃が2倍になります。
  • 土休日ダイヤの日は、この裏技は利用できません。(最終バスが千里中央23:10発)
  • 箕面グリーンロードトンネルの保守工事などの日には、最終バスが運休になることがあります。
    事前に大阪府道路公社さんのHPで運休情報をご確認ください。
     
  • 2024年3月23日の阪急バスダイヤ改正にて、箕面森町方面への24時台深夜バスの廃止が発表されました。
    この裏技が使えるのは2024年3月22日までとなります。
     

<裏ワザとして使えるうちに乗車記録>

 



編集後記

皆さん夜は早めに家に帰りましょう。
この記事が皆さんの役に立たないことを願います。
筆者「私だよ・・・!!!」

 


(NOSE KNITs – のせでん沿線の魅力紹介WordPress)

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