【千葉県市原市】光風台~ときわ台~妙見神社へ行ってきた話

鉄道旅行記


 


目次


前置き

2020年に当サイトが開設した翌年。

初めてのエイプリルフール企画として、
『千葉県のほうの』光風台駅
を取り上げたことを覚えている方はおられますでしょうか。
(※連動して、能勢電鉄のほうの光風台駅を翌4/2に公開)

 
その調査にあたり判明したのが、

  • (千葉県市原市の)光風台駅からコミュニティバスで『ときわ台』に行ける。
  • (千葉県市原市の)ときわ台から30分ほど歩くと『妙見神社』という神社が存在する。

というミステリー。
(このへんは↑↑の「光風台駅」記事も参照)

どうしてこんなにも能勢電鉄みがあふれた地名なのか?
3駅名続けてだなんて、偶然にしては出来過ぎている!!
(当時の開発責任者が能勢電沿線出身だったのか?)

これは行ってみるしかない。

というわけで、
実際に訪問して調査してみました!!

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光風台からときわ台へ

前夜は東京で夜通し、
とあるエキストラの収録に参加しており、
ほぼ徹夜明けみたいなテンションで千葉県入り。

内房線の快速列車はE217系が完全撤退し、スカレンジことE235系ばかり……
地元の方はもう慣れたんでしょうか。

小湊鐡道さんの乗車券、往復だと割引率すごい上にPayPayで支払可能。おまけに1泊できる!

五井駅
レジェンドなキハ200形もいいけど、
前回訪問時にはまだいなかったキハ40系が凛々しい!!

というわけで、何年かぶりに
千葉県のほうの光風台駅にやってきました。

ここから市原市のコミュニティバス
『コスモス南総』に乗って、ときわ台を目指します。

コスモス南総は地元の鉄道空白地に住む高齢者の生活の足として活躍。
けっこう遠くまで乗っても運賃片道210円(例外あり)というのも地元の方にやさしい。
一部区間ではバス停に縛られず乗降自由なエリアがあるのも新鮮。

運行ルートはざっくりこんな感じ。

バスの移動中でしか会わないようなご近所さん同士の会話が微笑ましかったり。
田舎のおばあちゃんあるある、話しかけられて「大阪からこのバス乗りに来ました~」みたいな話をしたり。

そんなこんなで、バスに乗ってから約30分、
『ときわ台』に到着しました。

バス到着から帰りのバスに乗るまでの持ち時間は約80分。
その間にときわ台妙見神社の謎を調査します!

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ときわ台住宅地

栢橋ときわ台住宅地。

バス停の名前にはなっていますが、
行政区分上は『ときわ台』という町名は無く
千葉県市原市 栢橋かやはしの一部となっています。

株式会社大倉という会社が1970年代ごろに
造成した小規模なニュータウンで、
地域の公園・自治会館・水道組合などのコミュニティ施設が整備されています。
(参考:住宅造成地 – Wikipedia

ときわ台という地名の由来については
調査しても出てきませんでしたが、
一般的な常盤ときわ(常緑を表す語)に由来している可能性が高そうです。
(豊能町や能勢電鉄の「ときわ台」は、源氏の常盤御前に由来しています)

一見、どこにでもありそうなふつうの住宅街。
どちらの市町の住民でもない人に
「どっちが豊能町のときわ台で、どっちが市原市のときわ台でしょう?」
とかクイズを出したら正答率は低そう?

豊能町ときわ台と比較すると面積は1/3ほどですが、立派な児童公園は3箇所
林に隣接する北はともかく、南と中央は現在でも樹木の手入れが行き届いています。
今は空き家や空き地も多いですが、かつては人気の住宅街だったのかもしれません。

 
ときわ台住宅地をぐるっと散策してみます。
(※プライバシーの観点で削除依頼があればコメントにてご連絡ください。)

 
全国的に少子高齢化が進み、
10年後、20年後は全国どこの住宅造成地もどうなっているかはわからない……
「2025年の市原市栢橋ときわ台」の記録としてご覧頂ければ幸いです。

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妙見神社へ

さてさて、いよいよ
妙見と名の付く神社へ向かいます。

地図上はぐるっと大回りが必要そうですが
実際は国道409号から矢印を付けた所が通行可能になっています。
(先の道幅が狭いので歩行者・二輪車のみ)

小雨が降ったりやんだりの中、
徐々に細くなる道をまっすぐ進んでいきます。
6月なので紫陽花もちらほら。

20分ほど歩いて、
この風景が見えたら妙見神社はあと少し。

市の保護樹木になっている立派な杉林のなか

なんとかたどり着いた『妙見神社』
杉林の中にぽつんと大きな鳥居と祠だけの簡素な造り。
野犬がたくさん吠えてくるよ~!!

帰りのバスの時間も気になるので、
写真を撮ってお詣りを済ませたらときわ台へ戻ります。

ときわ台に戻ったら、住宅街や公園を散策して
(上記「ときわ台住宅地」で掲載の写真はほぼこのタイミング)
コスモス南総に乗って光風台駅へと戻りました。

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その他いろいろ

光風台から五井駅に戻った後、

五井機関区の新旧の列車群をながめたり、

こみなと待合室でカレーを頂いたり、

東京方面に戻って本八幡で旧友と呑んだり、

そこから横浜に移動して、

夜行バス(シーズンオフなので片道1600円!)で帰阪したら出社です。
おつかれさまでした。

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編集後記

長年の野望であった、
『妙見神社』についにお詣りできた!!
と思いながらこの記事を書いていたら……

妙見神社「妙見神社がやられたようだな…」

妙見神社「フフフ…奴は妙見神社の中でも最弱…」

北辰妙見宮「人間ごときに負けるとは妙見神社の面汚しよ…」

ぼく「!?」

さすがはかつて全国を席巻した妙見信仰。
市原市には妙見神社が4つ存在するそうです。
(正確には1つは「北辰妙見宮」ですが、北辰は北極星のことなので意味は同じ)

うそやん~~~!

ということで次回予告!!

【千葉県市原市】光風台~山下~妙見神社へ行ってきた話

乞うご期待!!!
時期は未定ですが、いつかきっと!)

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関連リンク

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(NOSE KNITs – のせでん沿線の魅力紹介WordPress)

 
鉄道コム


【直近の鉄道イベント情報】

Tetsudo.comより)


 

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