【阪急】岐阜県に保存されていた阪急550号車が吉川八幡神社で保存へ

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吉川八幡神社は、能勢電鉄妙見線の氏神であると同時に
引退した能勢電鉄c#1552のカットボディが鎮座することでも有名な、「(自称)ごく平凡な神社」。

そんなごく平凡な神社に、
ナニワ工機(現アルナ車両)で初めて製造された電車である「550号」
カットボディが新たに保存されるとのリリース(上記ツイート)がありました。

 

過去にも以下のような記事が出ており、550号の保存先が模索されていましたが
まさかの能勢電鉄沿線での保存となりました。

 


 

【参考:阪急550号 略歴】
(出典は主にWikipediaより)

  • 1948年に550 – 564の15両がナニワ工機(後のアルナ工機。アルナ車両の前身)で最初の車両として製造。
    これ以降の阪急の新造車両は、路面電車以外の鉄道車両製造事業から撤退するまで(=8000系・8300系まで)の全車がナニワ工機・アルナ工機製となった。
  • 1969年8月16日、阪急宝塚線の600V→1500Vへの昇圧直前を前に、ささやかな装飾を施してさよなら運転を実施した後に運用を離脱。
  • 昇圧前日の8月23日付で廃車。万博のシンボルマークをあしらったPRステッカーを貼付したが、万博の開幕まで走ることなく550形は全廃となった。
  • 廃車後はアルナ工機で550号車の車体を保存していたが、のちに車体の老朽化に伴って運転台部分のみの保存に縮小。
  • 2002年のアルナ工機分社化に伴う尼崎工場の閉鎖により、岐阜県養老町にあるアルナ輸送機用品本社工場に移設。
  • 2020年7月時点では同社が岐阜県海津市内(美濃津屋駅付近)にて保管しており、同社では阪急宝塚沿線への「里帰り」について模索していた。
  • 2021年4月26~27日、岐阜県から吉川八幡神社へ陸送搬入。2016年に設置された1552号車の横に安置される。
  • 2021年5月5日、皐月 立夏祭にてお披露目。
  • 今後、550号車を風雨や日差しから守る屋根が設置予定。

 


 

【ギャラリー・関連SNS】

 









 


 

<ご注意事項>

550号車カットボディの維持管理は
「WE LOVE H-Hコミュニティ保存会」さんが行っておられます。
無断侵入・無断撮影や、神社へ直接のお問い合わせはご遠慮ください。
(皐月立夏祭での各写真は許可を得て撮影)

 

 



関連リンク

 


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